マレーシアの体験!お祭りやテーマパーク、国立公園やダイビング、英語留学などを写真付きで詳しく!
マレーシアはマレー系、中国系、インド系と様々な人達が住んでいる国。お祭りもバラエティ豊かだ。
たくさんの島々やボルネオ島でのアクティビティ、大都会クアラルンプールでのエンターテインメントなど、様々なことを体験できる。
マレーシアのお祭り・エンターテインメント
タイプーサム(Thaipusam。1月中旬~2月中旬。毎年変動)
※上記の動画にはやや過激なシーンがあります。閲覧ちょっと注意。
タイプーサムは首都クアラルンプール郊外のバトゥ洞窟で行われるヒンドゥー教のお祭り。100万人を超えるインド系の人達が集まる大きいお祭りだ。
身体中(舌や頬、背中、肩、胸、腹など)に鉄の針や串を刺して歩き、スブラマニアム神(ムルガン神)に感謝の気持ちを捧げる奇祭として知られている。
敬虔な信者は1ヵ月以上前から禁酒・禁欲・断食で心身を清め、当日はカヴァディと呼ばれる山車のようなものを身体に刺さった針や串で支えて歩く。
見ているだけで痛くなってくるような光景。だが深く祈ってトランス状態に入った信者は痛みを感じないとか。宗教のパワーは凄い。
針や串を身体に刺すのは男性が多く、女性はミルクの入った壺を頭に乗せて歩くことが多い(針を刺す女性も少数ながらいる)。
タイプーサムはその危険性からヒンドゥー教の本場インドでは禁止されているという。
なおペナン島ではWaterfall Hill Temple(Arulmigu Balathandayuthapani Temple)を中心にタイプーサムが行われている。
中国の正月(春節。Chinese New Year。1月下旬~2月下旬。毎年変動)
中国の正月は春節や旧正月とも日本では呼ばれている。中国系マレーシア人にとっては最も重要な年中行事。
マレーシア中の中国系エリアがおめでたい色の赤に染まる。
赤色の提灯や対聯(ついれん。赤い紙に縁起の良い対句が書かれたもの。春節時のものは春聯(しゅんれん)とも)がたくさん並んでお祭りムード。
おめでたい爆竹も鳴り響くので、うるさいのが苦手な人は注意。
上の動画はショッピングモールで行われた中国の新年のイベントだ。伝統的な舞獅(Lion Dance。獅子舞)が行われている。
二人で獅子を動かしているのだが、アクロバティックにジャンプしたりとなかなか凄い。ぜひ生で見てみたい。
ウェサックデー(Wesak Day。5月の満月の日。毎年変動)
ウェサックデーは、マレーシアの仏教徒にとって最も大事な行事。
日本では花祭りや灌仏会(かんぶつえ)と呼ばれる釈迦の生誕をお祝いする行事だ。
動画ではピカピカにデコレーションされた車で仏像が移動している。仏像自体もピカピカ光っていたりして、中国人の派手好きがよく分かる。
ハリ・ラヤ・プアサ(Hari Raya Puasa。2019年は6月5日~6日※)
ハリ・ラヤ・アイディルフィトリ(Hari Raya Aidil Fitri)とも。
ラマダンの断食明けの1日目から始まるイスラム教徒にとって1年で最大のお祭り。
この日に合わせて大掃除をしたりお客をもてなすためのご馳走を用意し、親戚やお世話になった人、近所の人や友人を自宅に招待し、皆でごはんを食べる。
プトラジャヤのマレーシア首相官邸でもオープンハウスが開催され、誰でも参加が可能だという。
ハリ・ラヤ・ハジ(Hari Raya Haji。2019年は8月11日~12日※)
聖地メッカへの巡礼を祝うお祭り。牛や羊といった家畜を捧げることから犠牲祭とも呼ばれる。
動画もあるが、刺激が強く年齢確認が必要となっているので注意。
※ハリ・ラヤ・プアサはイスラム暦10月1日、ハリ・ラヤ・ハジはイスラム暦12月10日から行われる。
イスラム暦では1年は354日(うるう年は355日)。世界中でよく使われている太陽暦に比べ10日~11日少ない。
このため、イスラム暦を元にして決定されるハリ・ラヤ・アイディルフィトリやハリ・ラヤ・ハジの日取りは季節に関係なく毎年10日~11日ずつ前にズレていくことになる。
その他の代表的なお祭りや記念日は以下の通り。
06月:ガワイ・ダヤク(Gawai Dayak。6月1日、2日ボルネオ島サラワク州の収穫祭)
07月:サラワク・レインフォレスト・ワールドミュージック(Rainforest World Music Festival。7月の2週目。世界各地から民族楽器を奏でるアーティストが集まる)
09月:中秋節。月餅祭り(Mid-Autumn Festival, Mooncake Festival。9月~10月(旧暦の8月15日)で毎年変動。日本の十五夜。月餅を贈りあう風習がある)
10月:ディーパバリ(ディーワーリーとも。Diwali, Deepavali。10月~11月。毎年変動。ヒンドゥー教の光のお祭り。リトルインディア等のエリアは光で輝く)
12月:ドラゴンボート祭り(Penang International Dragon Boat Festival。12月上旬。ペナン島のテロッ・バハン・ダム(Teluk Bahang dam)にてドラゴンボートのレースが行われる。
クアラルンプールの高層ビル群・夜景を楽しむ
クアラルンプールではビル屋上のプールからツインタワーをはじめとする高層ビル群を眺めることができる。
マリオット系列のアロフト・クアラルンプールセントラルや、シャングリ・ラ系列のトレーダースホテル・クアラルンプールのプールが有名だろうか。
トレーダースホテルは33階のスカイバー(Sky Bar)もペトロナスツインタワーを観覧できるスポットとして知られている。
他にはヘリポートをバーにしてしまったヘリ・ラウンジ・バー(Heli Lounge Bar)や、マリニーズ・オン・57、グランドハイアット38階のサーティエイト(THIRTY8)もクアラルンプールの夜景スポットとして有名だ。
マレーシアのスパでリラックス
エンターテインメントというよりリラクゼーションだが、マレーシアにはスパやマッサージ店もたくさんある。
クアラルンプールのリッツ・カールトンやマジェスティック、マンダリンなどの高級ホテルにもスパが併設されているし、ブキッビンタン周辺など街中にも多くの店がある。
クアラルンプールから出れば、ランカウイ島など大自然の中で受けるスパも人気。
マレーシアでカジノやテーマパークを楽しむ。ゲンティン・ハイランドやテーマパーク
ゲンティン・ハイランド(Genting Highlands)は、マレーシア唯一の政府公認カジノが楽しめる避暑地として有名な高原だ。
クアラルンプールからバスで約1時間(直通バスのゲンティン・エクスプレスがKLセントラルやプドゥラヤバスターミナル等から出ている)。
そこからロープウェイで頂上に登れば到着。ゲンティンカジノのドレスコードはそこまで厳しくはない。サンダルや短パンだと入れないことがあるくらい。
靴を履いて上着を羽織り、露出の少ない格好ならまず問題ないだろう。
ゲンティン・ハイランドは高原の気候で涼しい。上着は持っておいた方がいい。荷物は大きさによってはロッカーに預けることになる。
ゲンティンのカジノはとにかく巨大で広い。方向音痴の自分は中でよく迷った。
でもテキサス・ホールデム、 バカラ、ブラックジャック、ルーレットなどカジノゲームのテーブルは無数にあるのに、そのほとんどが埋まっていて周りに見物客の山までできていたりする。
人が多すぎてプレイしたいゲームのテーブルに座れないことが多いのが残念。
余談だがゲンティンはホテルも巨大だ。特に、ファースト・ワールドホテル(First World Hotel & Plaza)は世界で最も大きいホテル(部屋数の多さ。7351部屋)としてギネス記録にもなっている。
ゲンティンはカジノだけでなく、中国系道教のチン・スウィー洞窟寺院(Chin swee cave temple)が近くにある。タクシーやロープウェイで10分も掛からない距離。
西遊記や地獄・極楽めぐりの場面が再現されていたり、観音像や15メートルの巨大な仏像が建っていたりする。
ゲンティンには他にも屋内・屋外のテーマパーク、多くのショップや映画館もある。
2019年中には20世紀FOXの映画テーマパークが完成する見込み(予定は未定だが)。ゲンティン・ハイランドはギャンブルをしない人でも大いに楽しめる場所だろう。
その他マレーシアのテーマパーク(子ども連れの家族向け)
・キッザニア・マレーシア(クアラルンプール。マレーシア唯一のキッザニア)
・ベルジャヤ・タイムズスクエア・テーマパーク(クアラルンプール。KLモノレールのインビ駅前)
・アファモーサ・リゾート(マラッカ。ウォーターワールドやサファリなど様々)
・レゴランド・マレーシア(ジョホール・バル。レゴランドホテル併設)
・ロストワールド・タンブン(イポー。温泉と様々なアトラクション)
・エスケイプ(ペナン島のテロ・バハン。ハードロックホテルに近い。自然の中のテーマパーク)
リンク先は公式サイト(英語)。地図などアリ。
動画はペナン島エスケイプのもの。
マレーシアのエンタメその他
マレーシアは映画館が安い。400円~600円程度で見ることができる。
映画館のプロモーションを上手く使えば200円以下で見られる時もあるし、席のグレードが高いものなら3000円以上のものもある。
日本語字幕は無く、英語の音声にマレー語か中国語字幕が多い。多少英語ができる方なら見てみるのもいいのではないだろうか。
他にはクアラルンプールのマレーシア・イスラム美術館(Islamic Arts Museum)や、マラッカのババ・ニョニャヘリテージ(Baba & Nyonya Heritage Museum)など、マレーシアならではの美術館や博物館も見どころだ。
マレーシアのアウトドア・アクティビティ
マレーシア最高峰キナバル山やグヌン・ムル国立公園についてはこちらのページに書いています。
超広大なタマン・ネガラ国立公園とその他マレーシアの保護区や洞窟
タマン・ネガラ国立公園(Taman Negara National Park)は4343km²もの広大な敷地(京都府の面積が4612km²)を持ちパハン州、クランタン州、トレンガヌ州にまたがっている。
約1億3千年前から続くといわれる世界最古の熱帯雨林。奥深いジャングルが広がる国立公園だ。
園内にはアジアゾウ、マレートラ、ヒョウ、スマトラサイも生息しているが、旅行者がこれらの希少な動物に出会えるのは極めて稀。
遭遇できる可能性が高いのは種々のヘビやトカゲ、サル、シカ、マレーバク、そしてサイチョウ・セイラン・エボシコクジャク等の250種を超える鳥類達だ。
超巨大な葉っぱのコロカシア・ギガンテア(Colocasia gigantea)やトアランの木(Tualang)など珍しい植物も多い。
タマン・ネガラ国立公園内にはマレー半島で最高峰のタハン山(Gunung Tahan。2187m)もあるが、この山に登って戻ってくるのには7日~9日程度を要する。
道中に小屋なども無いのであらかじめすべての装備や食料を用意しておかねばならない。厳しい行程だ。また、ガイドの同行も義務付けられている。
公園内には虫がたくさん居る。虫除けは必須。ヒルに吸われないために長めのハイソックスやゲイターも用意しておいた方がいい(特に雨季)。
タマン・ネガラ国立公園では、トレッキングや動物ウォッチング、洞窟探検にラフティング・釣り、キャノピーウォーク、ナイトウォーク、先住民族(オラン・アスリ)の村訪問など多様なアクティビティが楽しめる
タマン・ネガラ国立公園を探索するにはツアーに参加するのが一般的。
クアラルンプールからのツアーもあるし、公園への拠点となるクアラ・タハン(Kuala Tahan)の村の宿泊施設等でもツアーに申し込むこともできる。
クアラルンプールからタマン・ネガラ国立公園まではバスや電車、ボートを使って5~7時間。
ローカルな交通機関を使うとクアラルンプール→ジェラントゥット(Jerantut)→クアラ・テンベリン(Kuala Tembeling)→クアラ・タハンという道筋になる。
クアラ・タハンまで直行するミニバスもHAN.TRAVEL等の旅行会社によってマレーシア各地から運行されているので利用すると楽になる。
その他マレーシアの公園や洞窟やアトラクション
・マリアウ・ベイスン保護区(ボルネオ島。サバ州のロストワールドと呼ばれる。マリアウの滝や太古の森が残る)
・ニア国立公園(ボルネオ島。巨大な大洞窟(The Great Cave)には東南アジア最古の人類が活動した痕跡が残る。燕の巣の採集も有名)
・ゴマントン洞窟(ボルネオ島。こちらも燕の巣で有名。洞窟周辺にはオランウータンも生息。洞窟内はゴキブリや蠍が…蝙蝠の糞の匂いも…)
・風の洞窟&妖精の洞窟(ボルネオ島。妖精の呪いで村人が石になったという伝説がある)
・マレーシア森林研究所(FRIM。クアラルンプール郊外。KTMケポン駅近く。予約が必要だがキャノピーウォーク等が楽しめる)
リンク先は公式サイト(英語)。
マレーシアでダイビング・シュノーケリング。PADIのライセンス取得も
注:ボルネオ島サバ州の東海岸は現在危険情報が出ている。注意!
治安・安全のページでも触れているが、
シパダン島、マブール島、カパライ島、マタキング島、ポンポン島、バラムバンガン島、バンギ島、ランカヤン島
上記の島々は外務省のレベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)の危険情報が出ているエリア内。
近年治安は改善してきているといわれる(2017年、2018年は誘拐事件が無かった)が、危険情報が解除されるまではやはり行かない方がいいだろう。
マンタナーニ島、ラヤンラヤン島、ラブアン島などは危険情報の範囲を少し外れてはいるが、油断は禁物。
今現在ダイビングをするなら下に書いているマレー半島東海岸の島々やランカウイ島、ティオマン島などを勧める。
マレー半島東海岸(プルヘンティアン島、ランテンガ島、レダン島、カパス島、ジェミア島)
マレー半島東海岸は、ダイバーたちの間では澄みきった美しい海で有名だ。この東海岸でダイビングやシュノーケリングができる代表的な島々を紹介する。
・プルヘンティアン島(Pulau Perhentian)
プルヘンティアン島は大きい(Besar)島のブサール島(Pulau Besar)と小さい(Kecil)島のクチル島(Pulau Kecill)の二つからなる島。
透明度の高さや比較的おだやかな海流のおかげでダイビングやシュノーケリングに最適な島だ。島の周りにはサンゴ礁も広がる。
東側のブサール島(大きい島)はゆったり静かにしたい人向け。宿泊施設は高めでハイクラスのものが多い。
西側のクチル島(小さい島)はバックパッカーや若い旅行者向け。宿は安めのものが多く賑やかな雰囲気。
ダイビングショップはクチル島のロングビーチに多いが、大抵のホテルやゲストハウスでダイビングやシュノーケリングの手配が可能。
ブサール島の南西の端にはサメが集まるポイントがあり、北の端にはウミガメが訪れるポイントもある。
6~9月の産卵シーズンにはウミガメの産卵ツアーにも参加できる。
・プルヘンティアン島でPADIライセンス取得
多くのダイビングショップでPADIオープン・ウォーター・ダイバーをはじめとする各種ライセンスの取得が可能(ほとんどのショップが英語ok)。
たとえばPADIオープン・ウォーターのライセンスなら、3~4日で3万円前後(為替レートで変動)で取得できるようだ。
ただし、ライセンス取得の費用だけなら日本より安いが、旅行費用などを考えると日本で取る方が安くなる。日本語が通じないのも不安だろう。
『マレーシア旅行のついでにダイビングのライセンスを取って今後のために英語も頑張る!』というような人に。
余談だが、こちらのページ(英語)のオーストラリア人女性はプルヘンティアン島でPADIオープン・ウォーターとPADIアドヴァンスド・オープン・ウォーターの2つのライセンスを取得している。
1週間で料金は1910リンギット(5万3千円くらい。ドミトリーベッドの宿泊費込み)だったとのこと。無茶苦茶安い!?
・ランテンガ島(Pulau Lang Tengah)
ランテンガ島はプルヘンティアン島とレダン島の真ん中あたりの海に浮かぶ島。
プルヘンティアン島やレダン島に比べて訪れる旅行者が少ないので、よりいっそう静かにゆったりと過ごすことができる。
3つある宿泊施設で予約し、ボート等もあらかじめ手配してもらっておくのがいいだろう。
・レダン島(Pulau Redang)
レダン島はマレー半島東海岸の島の中で最も大きい島の一つ。クアラ・トレンガヌスの海岸から約45kmの地点に浮かぶ島。
レダン島と周辺の島々はマレーシアの海洋公園に指定されており、美しいサンゴ礁が保護されている。シュノーケリングやダイビングが人気の島だ。
レダン島沖にはイギリスの軍艦プリンス・オブ・ウェールズ(HMS Prince of Wales)や巡洋戦艦レパルス (HMS Repulse)が沈んでいる。
プリンス・オブ・ウェールズは水深約68m、レパルスは水深約50m地点に沈没しており、熟練のダイバーなら到達するのも比較的やさしい。
レダン島はクアラルンプールやクアラトレンガヌの街からツアーで訪れるのが主流。個人で行く場合はツアーよりも高くなりがち。
・カパス島(Pulau Kapas)とジェミア島(Pulau Gemia, Gem Islandとも)
この2つの島は東海岸の島の中で最もアクセスしやすい島だ。
マレー半島からスピードボートでたったの15分ほど。シュノーケリングでサンゴ礁を楽しむことができる。
ジェミア島の北には第2次世界大戦で使われた日本軍の上陸用小型舟艇が残骸になって沈んでいて、サンゴに覆われ魚達の住み家になっている。
プルヘンティアン島、ランテンガ島、レダン島、カパス島、ジェミア島への行き方
クアラルンプールやクアラ・トレンガヌからパッケージツアーに参加するのが一般的だが、行き方も書いておく。
・プルヘンティアン島(Pulau Perhentian)へ
クアラルンプール→コタ・バル(Kota Bahru)。飛行機なら約1時間。バスならTBSバスターミナル(Terminal Bersepadu Selatan – Bandar Tasik Selatan)から約9時間。
コタ・バル→クアラ・ブス(Kuala Besut)。バスで約1時間。
なお、クアラルンプール→クアラ・ブスのバスも数は少ないがQueen ExpressやPerdana Expressが運行している。
クアラ・ブス→プルヘンティアン島。クアラ・ブスの桟橋からスピードボートで30分~45分。
・ランテンガ島(Pulau Lang Tengah)、レダン島(Pulau Redang)へ
クアラルンプール→クアラ・トレンガヌ(Kuala Terengganu)。飛行機なら約1時間。バスならTBSバスターミナル(Terminal Bersepadu Selatan – Bandar Tasik Selatan)から約7時間。
クアラ・トレンガヌ→ムラン(Merang)。バスで約45分。
ムラン→ランテンガ島 or レダン島。ムランの桟橋からスピードボートで約45分。
レダン島行きならベルジャヤ・レダン・リゾート(Berjaya Redang Resort)がクアラ・トレンガヌの桟橋からスピードボートを出している。約75分。このボートは主にホテルのゲスト用だが空きがあればゲストでなくとも乗船できるようだ。
・カパス島(Pulau Kapas)、ジェミア島(Pulau Gemia, Gem Island)へ
クアラ・トレンガヌ→マラン(Marang)。バスで約45分。ムランとマランは別なので間違えないように。
マラン→カパス島。マランの桟橋からスピードボートで約20分。
リクエストすればこのボートでジェミア島にも行けるようだ。詳細はボート会社のページ(英語)をご参照ください。
なお、マレー半島東海岸の島々は宿泊施設のほとんどがモンスーン時期(11月~2月下旬頃)は閉まってしまう。注意。
首都クアラルンプールでエクストリームスポーツ?
クアラルンプールのKLタワー(Kuala Lumpur Tower, Menara Kuala Lumpur)は東南アジアでは最も高く、世界でも7番目の高さの通信塔だ。
展望台やスカイデッキ、そして地上300mの空中で外に突き出たガラス張りのスカイボックスはスリル満点。
高所恐怖症の人には決してオススメできないが、エキサイティングな体験になること間違いなし!
そして極めつきが年に一度のイベント、KLタワー・インターナショナルジャンプ・マレーシア(KL TOWER INTERNATIONAL JUMP MALAYSIA)だ。
毎年9月下旬~10月上旬のこのイベントは、KLタワーのスカイデッキからベースジャンプ(BASE jump。建造物や断崖の高所からパラシュートを持って飛び降りる。スカイダイビングに比べて極めて危険)が行われる。
ようするに、パラシュート一つでKLタワーから飛び降りるというイベントだ。世界中から集まったベースジャンパーがパフォーマンスを凝らして飛び降りる。見ているだけでゾクっとしてくる光景だ。
8:30~18:00のデイジャンプと20:00~22:00のナイトジャンプがある。なおこのイベントの時のみ、観光客もスカイデッキの端っこに座って見物することが許される。
マレーシアで英語留学。マレーシアを選んだ3つの理由
マレーシア、特に首都クアラルンプール周辺やペナン島には英語学校がたくさんあり、外国人でも英語を学ぶことができる。
私自身、クアラルンプールでしばらく英語を勉強していた(ICLSという学校で7ヶ月くらい。2008年)。
なぜマレーシアのクアラルンプールを選んだのかというと、
2, 学生ビザが取りやすい
3, マレーシアの人は英語を話せる人が多い
この3つの理由だ。
1,マレーシアは費用が全体的に安い
イギリス、アメリカ、オーストラリアといった英語の本場は、学校の費用はそこまで高くなかったりする。ただ、物価が高い。なので、生活費がどうしても高くつく。
それに比べてマレーシアの物価は安い。
ドミトリーのベッドなら今でもクアラルンプールで1泊600円程度で宿泊できるし、1ヵ月3万円程度でコンドミニアムの部屋を借りられる(クアラルンプール郊外など探せばもっと安い部屋もある)。
毎日の食費も安い店なら1食100円~200円程度から食べられ、安く抑えられる。たまの贅沢で良いレストランで食べても日本ほどは高くない。
同じく物価が安いフィリピンと比べて悩んだが、最終的にはマレーシアに決めた。
留学で有名なフィリピン・セブ島の英語学校は意外に費用が高くつくし、首都マニラは治安があまり良くないからだ。
2,マレーシアは学生ビザが取りやすい
学生ビザはかなり取りやすい。マレーシアに入国してからでも取得できる(私は半年の学生ビザを取った)。
さらに元々ビザなしでも約3ヵ月間滞在できるので、3ヵ月集中して勉強する!という人にはかなり有難いだろう。
お隣のタイは日本であらかじめ準備していかなければ学生ビザを取るのは難しかった。
3,マレーシアの人は英語を話せる人が多い
私の体感だが、特に中国系の人は9割がた英語が通じるように感じた。インド系も英語が通じやすい。マレー系はちょっと通じにくい。
積極的に話しかけたり友人を作っていけば、日常的に英語を使う環境が作れるだろう。
英語ネイティブの国じゃないと変な発音が身についてしまうのでは?という懸念は私自身にもあったが、今はネットがあるし自分で発音の訓練を頑張れば問題なかった。
……そもそもネイティブの発音がどうとかは、一定以上話せるようになってから心配すればいいと思う。まずは普通に会話できるようにならないと話にならない。
私が英語を勉強したのは海外旅行のため。英語ができなくても海外旅行は楽しめる。これは間違いない。
だが、英語ができると海外旅行はもっと楽しくなる。これもまた間違いないからだ。
英語に加えて、スペイン語、フランス語、ロシア語、中国語、アラビア語あたりが少しできれば完璧なのだがさすがに難しい……
以上、マレーシアで体験できることをまとめて書いてみました。何かのお役に立てば幸いです。