ウルグアイ旅行の魅力を紹介!おすすめの観光地や治安など7項目の評価で徹底解説

 

ウルグアイ東方共和国
(Oriental Republic of Uruguay)

見どころ2点コロニアのレトロな街並み
体験2点サッカー、音楽、ガウチョ体験
安全度3点悪くない。モンテビデオは注意!
食べ物3点アサードやマテ茶、ワイン
清潔さ4点清潔
人の良さ3点悪くはない
物価2点高い。西欧並み

南米の南東部に位置するパンパ(草原地帯)が広がるガウチョ(南米のカウボーイ)の国。

パラグアイ・ウルグアイとセットで語られることが多い。

日本ではサッカーや現代社会で習うウルグアイ・ラウンド、世界一貧しい大統領と呼ばれたホセ・ムヒカ元大統領などで知られているだろうか。

ウルグアイの見どころ・観光地 2点

歴史的な街並みが見どころ。他にはビーチや草原地帯なども。2点

ウルグアイの世界遺産

ウルグアイには世界遺産が2つある。

  1. コロニア・デル・サクラメントの歴史地区都市
  2. フライ・ベントスの文化的産業景観

ともに文化遺産。

1のコロニア・デル・サクラメントはアルゼンチンのブエノスアイレスからは高速フェリーで約1時間、ウルグアイの首都のモンテビデオからはバスで約3時間弱の位置にある町。

マヨール広場を中心とした旧市街の街並みが見どころ。旧市街は小規模なので、ゆっくり数時間もあるけば十分見て回れるだろう。

規模は大きくはないが趣のある街並みだ。ブエノスアイレスからなら日帰りでも見て帰ることができる。

2のフライ・ベントスの文化的産業景観は2015年に登録された世界文化遺産。

リカルド・ヒューズが1858年に建設を始めた肉の塩漬け工場。その工場の様々な製品が世界中に「フライ・ベントス」の商標で販売された。

そして、冷蔵・冷凍技術の進歩により冷凍肉の輸出も可能になった。産業建築や住居といった様々な施設が形作るフライ・ベントスの景観は、食肉生産産業と深く結びついている。

加えて多くの国から移民労働者を受け入れたという国際的な結びつきも評価され、世界文化遺産に指定されている。

東の先端の指

首都モンテビデオから車で東に約2時間。そこにはプンタ・デル・エステ(東の先端)の街がある。

この街は南米有数のリゾート地で、ブラジル・アルゼンチン・パラグアイからリゾートビーチとカジノ目当てに観光客がやってくる。

この街のブラバビーチでは、巨大な指が砂浜から突き出た光景を鑑賞することができる。

この指はマリオ・イララザバルというチリの彫刻家によるもの。

ウルグアイの体験 2点

サッカータンゴカンドンベといった音楽、農場体験など。2点

ウルグアイのエンターテイメント

ウルグアイの人達はサッカー大好きだ。サッカーのウルグアイ代表は古豪と言われることが多い。

サッカーが好きな方なら、ウルグアイ人と話すときに話題には困らないだろう。サッカー観戦に行くのもいい。

音楽はタンゴのほかにカンドンベという黒人音楽が知られている。

カンドンベはドラムを中心としたウルグアイの音楽様式で、2009年にユネスコの無形文化遺産に指定されている。

首都のモンテビデオでは、日曜の夜に街頭でカンドンベを演奏する人達が見ることができる。

モンテビデオやコロニア・デル・サクラメント、プンタ・デル・エステでは、リゾートホテルでカジノ遊びも楽しめる。

ウルグアイのアウトドア

ウルグアイは畜産業が盛んだ。各地に農村や農場があり、大きな農牧場はエンスタシアと呼ばれている。

このエンスタシアでガウチョ体験が楽しめる。家畜の世話、収穫、羊毛刈や、乗馬・ロデオなど。

バードウォッチングもウルグアイでは盛んだ。ウルグアイ各地の観光用エンスタシア近郊に野鳥観測所がある。

ウルグアイでは、ツグミ、ホヤドリ、ニャンドゥー、ハエタカ、チュリンチュ、南米グンカンドリ、アホウドリ、ウミツバメ、ミズナギドリ、黒首白鳥、フラミンゴ、マゼンランペンギンなどの鳥類が観測できる。

ウルグアイの安全度 3点

治安は普通。南米では良い方だろう。3点

世界遺産の街コロニア・デル・サクラメントは治安はいい。夜でも大通りや人の多い場所を歩けば問題ない。スリやひったくりには注意が必要だ。

首都のモンテビデオは治安が悪め。スリやひったくり、強盗などが多い。特に若者による犯罪が多めなのでご注意を。

ウルグアイの食べ物 3点

3点。肉好きならもっと点数は上がるだろう。肉類、パン類、チーズ類がおいしい国だ。

アルゼンチンやパラグアイでも共通の料理だが、ウルグアイの料理としてはアサード(炭火焼肉)が代表的。手作りの炭でお肉を焼くことで、香ばしい風味が付く。

お肉は牛肉だけでなく、羊肉、カワウソ肉、ダチョウ肉、カピバラ肉のアサードもある。パリジャータ(焼いた内臓とお肉の盛り合わせ)も名物だ。

他にもチョリソー(豚肉の腸詰ソーセージ)やチュラスコ(肉の串焼き)と、ウルグアイの人達は肉をよく食べる。

エンパナーダ(ミートパイ)やホットドッグといったパン類もよく売っている。

ウルグアイ人はマテ茶も大好きだ。

アルゼンチン、パラグアイ、ウルグアイの3国の中でもウルグアイ人は特にマテ茶が大好きと言われている。マテ茶は身体にも良く「飲むサラダ」と言われるほどだ。

ウルグアイはワインの名産国でもあり、トラヴェルサというワイナリーが近年日本でも人気が高まっている。

ウルグアイの清潔さ 4点

清潔4点

水道水は飲める。ただ、日本人は生水を飲むことで下痢になることもあるので、ペットボトルの水を飲むのが無難。

水を購入するときは、炭酸(ガス)の有るなしに気をつけよう。シン・ガス(Sin Gas)が炭酸無しコン・ガス(Con Gas)が炭酸入りだ。

ウルグアイのトイレ

トイレは洋式で比較的綺麗。公衆トイレは少なめなのでレストランに入った時などに済ませておくといいだろう。

紙が備え付いていない場合もあるのでトイレットペーパーは持っておいた方がいいかも。

トイレにゴミ箱が備え付けられている場合はペーパーはそのゴミ箱に捨てよう。

ウルグアイの人と言葉 3点

長くは居なかったので、たくさんのウルグアイ人とは関わることができなかった。

そんな少ない経験からは、ウルグアイ人の性格・気性は可も無く不可もなくの印象がある。3点

悪:フェリーチケットの日付まちがい

私はアルゼンチンの首都、ブエノスアイレスからフェリーでコロニア・デル・サクラメントを訪れた。

行きと同じく帰りもコロニア・エクスプレス社のフェリーで帰ろうとして「明日」のチケットを購入したつもりが、何故か「今日」のチケットになっていたことがある。「マニャーナ(明日)」って言ったのだけれど。

まあこれは私がスペイン語をまともに話せなかったせい。

結局払い戻しも何もなく、40ドル(約4000円)を無駄にした。その時のスタッフの対応もごく普通だった。

特に酷い態度ではなかったし、親身に接してくれるわけでもなし。

良:ホステルのおばさんと料理

コロニアではホステルに泊まり、宿のおばさんと一緒に料理をした。言葉は通じないが仲良く料理。

私はテキトーなパスタを作り、おばさんの作った魚ロールケーキを分けてもらった。味は……ふつうだったかなあ? 

埠頭で会って軽く話したおじさんは「日本人はどこでもいいやつらばっかりだ!」と話してくれました。嬉しい。

「写真に撮られると魂が盗まれる」ともおっしゃってた。こういう迷信?って世界中であるのだなと驚いた。あっ、この人はウルグアイ人ではなくアメリカ人って言ってたような気がする……。

英語はほとんど通じない

公用語はスペイン語だ。ウルグアイ人には英語はあまり通じない。日本語は全く通じないだろう。

数語のスペイン語を覚えておくだけで旅行が楽しくなる。

  • オラ!(やあ!)
  • グラシアス(ありがとう)
  • クワントクエスタ?(いくら?)

この3つだけでも覚えておこう。いざとなったら大げさな身振り手振りで表現すれば案外通じる。

ウルグアイの物価,ショッピング 2点

物価は高い。西ヨーロッパと同じくらいか、わずかに安いくらい。2点

ウルグアイの物価と両替

通貨はウルグアイ・ペソ($)。2017年12月現在、1ドル約29ペソ100円で約26ペソ

両替は銀行や両替屋(Casa de Cambio)で。USドルかアルゼンチン・ペソを持っておくのがよい。ドルやアルゼンチン・ペソで支払いができる場所も多い。

ATMも有り、クレジットカードのキャッシングや国際キャッシュカードで現地通貨を引き出すことができる。ATMでの引き出しは手数料(500~600円)をとられることが多い。

ペットボトルの水1本が25ペソ(約100円)程度で購入できる。

エンパナーダやホットドッグ、サンドイッチなら小さなお店や屋台で数百円程度で食べることができる。レストランでちゃんとした食事を取るなら1000円以上は掛かるだろう。

宿泊は最も安いドミトリー形式のホステルで1500円程度から。通常の星付きホテルだと5000円以上は必要だろう。ラディソンなど名の通った高級ホテルは数万円~。

観光地は物価が高い

コロニア・デル・サクラメントは観光地なので特に物価が高めの印象だ。

夜に散歩していると多くのレストランがメニューの書かれたボードを外に出していたが、たいていは30USドル(3500円)以上だった。

スペイン語は読めないのでメニューは詳しく分からなかったのだが、ちょっと割高なような……。

ブエノスアイレスからのフェリーも3時間ほどかかるスローボートが40ドル弱(4500円)、1時間で行けるスピードボートが65ドル(7500円)ほどだった。

ハイシーズンだったから余計に高かったのかもしれないが、かなり割高に思える。

革製品やウルグアイウールが特産

ウルグアイは革製品が特産品。レザーのジャケットや牛革製のバッグがお得に購入できる。ウルグアイウールなどの羊毛、羊革製品も高品質。

ウルグアイに行くなら泊まりたい!おすすめホテル

チャルコホテル(Charco Hotel)

コロニア・デル・サクラメントのメインスクウェア(マヨール広場)すぐそばに位置する便利なロケーションのブティックホテル

ホテルのオーナーがギャラリーを経営していることもあり、内装はモダンでスタイリッシュ。英語を話せるスタッフは親切で、レストラン(チャルコレストラン)の評判が非常に良い。

ラプラタ川に面している部屋もあり、部屋から川の流れを眺めてリラックスしてすごすことができる。

ウルグアイのおすすめオプショナルツアー

世界遺産の街、コロニア・デル・サクラメントへはアルゼンチンのブエノスアイレスから日帰りツアーが出ている。時間のない方にはおすすめ。

ウルグアイの基本情報:費用、アクセス、服装、チップなど

ウルグアイってどこにある国?

ウルグアイ旅行の費用はどれくらい?

ツアーの平均旅行代金
日本からウルグアイ単体へのツアーは少ない。南米数ヶ国ツアーという形でウルグアイが入っていることはよくある。
短くとも8日間からのツアーで、45万円~。ブエノスアイレスからの日帰りツアーなら、約350USドル(約4万円)~。

ウルグアイへのアクセス

日本からはウルグアイへの直行便のフライトはない。

アメリカのロサンゼルスやニューヨークなどを経由し、ブエノスアイレスなど南米の都市をさらに経由していくことになる。乗り継ぎの時間をいれると所要時間は27時間以上。

ウルグアイへの入国・時差

観光目的で90日以内の滞在ならビザ(査証)は必要ない。日本との時差はマイナス12時間。

日本が夜7時(19:00)の時、ウルグアイは朝の7時(7:00)だ。サマータイム実施時(10月の第1日曜から3月の第2日曜にかけて)には時差はマイナス11時間。日本が夜7時(19:00)の時、ウルグアイは朝の8時(8:00)。

ウルグアイの気候と服装

旅行のベストシーズンは12月~3月の夏季だ。寒すぎず暑すぎず、すごしやすい季節。

基本的にはすごしやすい服装で問題ない。高級なホテルやレストランを利用する場合は、ジャケットや襟付きのシャツがあるといいだろう。

ウルグアイの電気事情

ウルグアイの電圧は220V、50Hz。電圧が日本と異なるので海外対応の家電製品でなければ使用できない。

コンセントの形状はC型。日本のコンセントとは異なるのでマルチ電源プラグや変換プラグが必要になる。

ウルグアイのインターネット環境

都市部のホテルやカフェでは無料のWi-Fiが普及している。

ウルグアイの習慣とチップ

レストランやカフェテリア、バーなどでウェイターにサービスを受けた場合は料金の10%程度を支払おう。

ホテルでポーターに荷物を運んでもらったときは20~30ペソ(約100円)程度のチップを。

ウルグアイまとめ

川を挟んだ隣国アルゼンチンに比べると、派手なところはない国かもしれない。世

界遺産の街、コロニア・デル・サクラメントも対岸のブエノスアイレスに比べると落ち着いた街だ。

ブエノスアイレスの喧騒に疲れた時に、こちらでゆっくりするのも良いのではないだろうか。

歴史的な街並みを眺め歩き、ラプラタ川を見ながらのんびりリラックスして休息できる。

それでは、よい旅を!


[公開日]2018/01/09