パラグアイ旅行の魅力を紹介!おすすめの観光地や治安など7項目の評価で徹底解説

 

パラグアイ共和国
(Republic of Paraguay)

見どころ2点西部では鳥類など野生動物が豊富
体験2点サッカー。カジノなども
安全度3点2点よりの3点。注意必要
食べ物3点肉とマテ茶
清潔さ3点それなりに清潔
人の良さ3点悪くはない。日系人が多い
物価3点南米の近隣諸国よりは安い

パラグアイは南米の親日国。日系の移民が多い国だ。

2011年の東日本大震災の際には「100万丁豆腐プロジェクト」として豆腐100万丁分の大豆や製造加工費を支援していただいた。

ウルグアイ・パラグアイとセットで語られることが多い国。他の南米国と同様サッカーが盛んな国だ。国旗の裏表が異なることでも有名。

パラグアイの見どころ・観光地 2点

2点。観光産業もまだまだ発展途上。

だが、世界遺産もある。イエズス会の遺跡群がそれだ。文化や歴史・建築が好きな方には興味深い見どころだろう。

また、チャコ地方(パラグアイ北西部)とパンタナール(北部のアルゼンチン国境近く)は南米第二の肺と呼ばれており、野生動物の宝庫だ。他には日系人の移住地を訪れることもできる。

パラグアイの世界遺産

パラグアイには世界遺産が1つある。

  1. パラナ川北岸のイエズス会伝道所(文化遺産)

パラグアイ南東部の町、エンカルナシオンから北に30kmほどの地点にあるトリニダー遺跡(サンティシマ・トリニダー・デル・パラナ)と、トリニダー遺跡から8kmほどの地点にあるヘスス遺跡(ヘスス・デル・タヴァランゲ)。

イエズス会の集落村跡の遺跡だ。遺跡の修道院内からは、当時の彫刻や人骨が見つかっている。

その規模や繊細さから、イエズス会の建築を代表するモニュメントと言われている。

世界遺産以外のおすすめ見どころ

パラグアイ北西部のチャコ地方では、ジャガーやピューマ、グアナコといった大型の動物に加え、カピバラ、ワニ、オオバンなど多くの爬虫類や鳥類が生息している。

また、アルゼンチン国境に近いパンタナールという湿原地帯では、アナコンダやイグアナ、ホエザル、オウムなど多様な動物が生息している。

この地域では多くの鳥類が暮らしており渡り鳥もたくさん飛来するので、バードウォッチングにも向く。

豊富な自然や動植物を満喫できるのだが、この地方へのツアーは7日間~10日間程度の時間が掛かってしまう。なかなか気軽には見に行けないのが難点。

他には南東部のブラジル・アルゼンチンとの国境近くの街シウダー・デル・エステの近郊に夏季には大迫力の放水が見学できるイタイプー・ダムがある。

このダムは世界最大級の規模だ。シウダー・デル・エステの南10kmの地点にはパラグアイの大瀑布、モンダウの滝がある。

パラグアイの体験 2点

サッカーグアラニアなどの民族音楽、バードウォッチングなど。2点

パラグアイのエンターテイメント

パラグアイでも他の南米諸国同様サッカーが大人気。国民的スポーツになっている。

パラグアイ音楽のグアラニアアルパ(ラテンハープ)を使ったフォルクローレ(民族音楽)だ。

1年に1回10月~11月ごろに首都アスンシオンで世界アルパフェステバルが開催されており、日本人アルパ奏者も毎年招待されている。

パラグアイのアウトドア

パラグアイ北西部のチャコ地方やパンタナールと呼ばれる湿原地帯では、数多くの鳥類が生息しており、バードウォッチングが可能だ。

他にはアスンシオン湾では2~3時間のクルーズ船が出ている。

パラグアイの安全度 3点

通常時の治安はそこまで悪くない

治安は南米にしてはマシな方だ。夜道も気をつけていれば歩けるレベル。

雰囲気が悪い場所、掘っ立て小屋が並ぶスラム街、裏路地や人気の無い場所には近づかないこと。2点よりの3点

首都アスンシオンの市街は20時を超えて暗くなると人気が少なかった。大通りを歩いている時には危険は感じなかったが、注意は必要だろう。

アスンシオンには掘っ立て小屋などが立ち並ぶスラム地域もあり、治安が悪そうな印象を受けた。夜にああいった地域を歩くのは相当に危険なので止めること。

カジノで遊んで深夜0時に街を歩いたりもしたが、この時間でもメインの大通りを歩いている限りでは危険は感じなかった。ただ、警戒は絶対に必要だろう。

選挙時など政治情勢には要注意

大統領選挙の時などは何が起こるかわからないので要注意! 

2017年3月31日には憲法の条項を不正に修正したとして、野党の党員や市民たち約1000人が首都のアスンシオンで抗議活動を行った。

機動隊が出動する事態になり、1人が散弾銃で射殺され、約30人が負傷、211人が逮捕されている。このような状況に巻き込まれると、本当に死にかねないので情勢には注意しておこう。

タイミング悪くこういう時に居合わせてしまった場合は、ホテルスタッフや地元の人に危険エリアを尋ね、そういった場所には決して近づかないこと。

パラグアイの食べ物 3点

3点。肉好きなら5点以上。

アルゼンチンやウルグアイとも共通の料理だが、炭火焼肉のアサードがパラグアイの名物だ。牛肉好きにはたまらない。

軽い食べ物ならマンジョカ(キャッサバ)の粉のアルミドンをこねて焼いたチパというパンや、エンパナーダ(南米風ミートパイ)、ソパ・パラグアージャ(とうもろこし、チーズ、卵などから作るパン)、ホットドッグなどがある。

パラグアイではマテ茶が国民的飲料だ。

熱湯ではなく氷水とフレッシュハーブ(ミントやレモングラスなど)で作ったマテ茶はテレレと呼ばれ、こちらもよく飲まれている。グアラニー族の伝統的な飲み物だ。

パラグアイの清潔さ 3点

それなりに清潔3点

水道水は飲まないこと。ペットボトルの水を飲もう。水を購入するときは、炭酸(ガス)の有るなしに気をつけよう。シン・ガス(Sin Gas)が炭酸無しコン・ガス(Con Gas)が炭酸入りだ。

パラグアイのトイレ

ホテルのトイレを使う分には特に問題はないだろう。

紙をそのまま流せるトイレもあるが、紙が流せないトイレも多い

備え付けのゴミ箱がある場合は、使用したペーパーはゴミ箱に入れよう。さもないと水道管が細いので詰まってしまう。

パラグアイの人と言葉 3点

パラグアイ人、悪くない。3点

国民のほとんどはメスティーソ。日系のパラグアイ人はルーツが同じだからか、親切な気性・性格の方が多い。

パラグアイでは祖先であるグアラニー族(南米の先住民族の一つ)の血を誇りに思っている人達がたくさんいる。

悪:パラグアイの警官もしつこい

パラグアイとアルゼンチンとの国境付近、川を眺めながら散歩していた時のことだ。普通に散歩していただけなのだが、警察の中年男性に呼び止められた。

建物の中に連行されて、無駄に色々聞かれてしまう。言葉がほとんど通じないのでコミュニケーションが上手くいかない……。

いや、アルゼンチンに行く気ないので! 散歩してただけです! と訴えるも伝わらず。カバンの中も開けられてぐちゃぐちゃに調べられた。荷物の中から薬が落っこちた。勘弁して……。

ずいぶん待たされた後にイミグレーションの係官の人が来てくれた。その人は英語も多少通じて話の分かる人だった。

パスポートをチェックして、明日ブラジル行きの飛行機に乗るということに納得してくれたようだ。助かった……。

パスポートを持ってなかったら危なかった。外国の警官ってのは本当に鬱陶しい人が多い。

ワイロを要求する警官も多いし……。日本の警察官は神のような対応だ。

良:親切でノリのよい運転手

ホテルを目指してバスに乗っていた時のことだ。私はスペイン語ができないので、どの辺りで降りれば良いのかよく分かっていなかった。運転手の近くで外の風景を見ながら現在位置を確かめる。

そうしていると、運転手のおじさんが「どこで降りるんだい?」という感じで話しかけてくれた。ホテルの名前を答えると「近くに着いたら教えてやるよ」という感じ。

そして実際に近くに来ると合図をして教えてくれた。こういう親切な運転手さんって、とても好き。ありがとうございました。

英語はあまり通じない

言語はスペイン語とグアラニー語。一般のパラグアイ人には英語はあまり通じない。日本語はほぼ通じないだろう(日系の人には通じることもある)。

数語の言葉を覚えておくだけで旅行が楽しくなる。下記はグアラニー語。

  • バイシャパ!(やあ!)
  • アグイジェ(ありがとう)
  • ジャジョエシャペヴェ(さようなら)

この3つだけでも覚えておこう。グアラニー語を少しでも話せる外国人は珍しいので、嬉しく思ってもらえるかも。

パラグアイの物価とお土産 5点

近隣のブラジルやウルグアイ、アルゼンチンに比べるとやや安め。3点

パラグアイの物価と両替

通貨はグアラニー(G.)。グァラニー。2017年12月現在、50グアラニー=約1円。1ドル=約5650グアラニー。

両替は銀行や公共両替所で。ATMも都市部の街中ではよく見かける。

クレジットカードのキャッシングや国際キャッシュカードで現地通貨を引き出すことができる。ただし、500円程度の手数料を取るATMが多いので注意。

ペットボトルの水1本が2500グアラニー(約50円)程度で購入できる。

ハンバーガーやエンパナーダ、チパといった軽いスナックなら100円強の値段で食べることができる。

宿泊は最も安いゲストハウスやホステルなら1000円程度から泊まることができるが、数は少ない。

通常のホテルなら30USドル(約3300円)程度から。シェラトンなど名の通った有名ホテルなら数万円~。

パラグアイのショッピング

針一本で仕上げるニャンドゥティ(Nanduti)という繊細なレース編みものが有名だ。

他にも優美な刺繍が入った綿織物アオポイや、牛革製品、金銀の細工物なども人気がある。

イエズス会の時代から引き継がれているギターやアルパなど木製楽器の生産も盛んだ。

パラグアイに行くなら泊まりたい!おすすめホテル

ラ ミシオン ホテル ブティック (La Mision Hotel Boutique)

首都アスンシオンのブティックホテル。アスンシオンの中心に立地し、付近にはショッピングモールがあり便利。

サービスの評判も非常に良い。朝食時にはハープの演奏が聴けることも。ビジネス用途にもよいだろう。

ホテル内山田(Hotel Uchiyamada)

パラグアイを旅行する日本人の間であまりにも有名なホテル。日系人の内山田さんが経営している。

部屋は多少老朽化しているが快適。言葉は日本語が通じるので安心。

このホテルの名物はなんといっても食べ放題の朝食だ。パラグアイで和食のバイキング! おいしい和食が恋くなった旅行者には最高のもてなしだろう。

パラグアイのおすすめオプショナルツアー

市内観光やマカ族の村見学ツアー。トリニダー遺跡やイタイプーダムの観光ツアーなどがある。

パラグアイの基本情報:費用、アクセス、服装、チップなど

パラグアイってどこにある国?

パラグアイ旅行の費用はどれくらい?

ツアーの平均旅行代金

日本からパラグアイ単体へのツアーは少ない。南米数ヶ国ツアーという形でパラグアイが入っていることはよくある。短くとも8日間からのツアーで、45万円~。

パラグアイへのアクセス

日本からパラグアイへの直行便のフライトはない。

アメリカのダラスやマイアミ、ニューヨークなどを経由し、ブエノスアイレスなど南米の都市をさらに経由していくことになる。乗り継ぎの時間をいれると所要時間は26時間以上。

パラグアイへの入国・時差

観光目的で90日以内の滞在ならビザ(査証)は必要ない。

日本との時差はマイナス13時間。日本が夜7時(19:00)の時、パラグアイは朝の6時(6:00)だ。サマータイム実施時には時差はマイナス12時間。日本が夜7時(19:00)の時、パラグアイは朝の7時(7:00)。

パラグアイの気候と服装

旅行のベストシーズンは5月~8月の夏季だ。降水量が少なく、気温もちょうどよい時期。

基本的にはすごしやすい服装で問題ない。高級なホテルやレストランを利用する場合は、ジャケットや襟付きのシャツがあるといいだろう。

パラグアイの電気事情

パラグアイの電圧は220V、50Hz。電圧が日本と異なるので海外対応の家電製品でなければ使用できない。

コンセントの形状はA型(日本と同じ)とC型。C型の場合はマルチ電源プラグや変換プラグが必要となるので持参しておく方が無難だ。

パラグアイのインターネット環境

首都アスンシオンなど都市部ではホテルなどでWi-Fiが普及してきている。

パラグアイの習慣とチップ

他の南米の国々ほどチップは必要ではない。

レストランではサービスが良ければ料金の10パーセント程度。ホテルでポーターに荷物を運んでもらったら5000グアラニー(約100円)ほど。

パラグアイまとめ

首都のアスンシオンでさえ比較的のんびりとした雰囲気が漂っており、隣国アルゼンチンやブラジルとは大きく異なる。

日系の移民が多いこともあり日本との関係は良好。日系人の居住区もある。

派手なアトラクションはない国だが、落ち着いてすごすにはいい国だろう。

それでは、よい旅を!


[最終更新日]2018/01/05