ペルー旅行の魅力を紹介!おすすめの観光地や治安など7項目の評価で徹底解説

 

ペルー共和国
(Republic of Peru)

見どころ5点マチュピチュやナスカ、アンデス
体験5点インカ・トレッキングやアマゾン
安全度2点やや悪い。注意必要
食べ物4点肉類に加え魚介類もアリ
清潔さ3点悪くない
人の良さ4点良い。観光地は鬱陶しいのもいる
物価4点安い。マチュピチュ関連は高いが

南米西部の国、ペルー。6000メートル級の高峰が連なるアンデスの山々、砂漠が広がる沿岸部、巨大なアマゾン川。多様な地形を持つ国だ。そして、マチュピチュに代表されるインカ帝国時代の遺跡が多く残る国でもある。

★ペルーはこんな人におすすめ

  • 死ぬまでに1度はマチュピチュを見たい!

★ペルーはこんなひとにおすすめしない

  • マチュピチュにはまったく興味ないし、南米とかのラテン系のノリが苦手!

ペルーの見どころ・観光地 5点

あまりにも有名ではあるが、ペルー1番の見どころといえばやはりマチュピチュだろう。有名になるだけの理由はある。マチュピチュを見るためだけにペルーを目指す人も多い。

飛びぬけて有名なマチュピチュやナスカの地上絵以外にも、ペルーには見どころが多い。5点

ペルーの世界遺産

ペルーには世界遺産が12ヶ所ある(2016年11月時点)。

  1. クスコ市街
  2. チャビンの考古学地区
  3. チャンチャン遺跡地帯
  4. リマ歴史地区
  5. ナスカとパルパの地上絵
  6. アレキパ市の歴史地区
  7. 神聖都市カラル=スーペ
  8. アンデスの道路網カパック・ニャン
  1. ワスカラン国立公園
  2. マヌー国立公園
  1. マチュ・ピチュの歴史保護区
  2. リオ・アビセオ国立公園

1~8が文化遺産。9~10が自然遺産。11~12が複合遺産。

1のクスコ市街は、かってのインカ帝国の首都。マチュピチュ観光の拠点ともなる街。

2のチャビンの考古学地区は、ペルーの中部(やや北寄り)の町ワラス近郊の、チャビン文化の遺跡。

3のチャンチャン遺跡地帯は、ペルー北部トルヒーヨの街に近い、チムー王国時代の都市跡。

4のリマ歴史地区は、ペルーの首都リマ旧市街の歴史的エリア。

5のナスカとパルパの地上絵は、空の上から見なければその姿が分からないほどの巨大な地上絵。コンドル、ペリカン、オウム、サル、クモといった地上絵がある。

なお、この世界遺産は以前「ナスカとフマナ平原の地上絵」という名称だったが、2016年の世界遺産委員会から現在の「ナスカとパルパの地上絵」という名称に変更されている。

6のアレキパ市の歴史地区は、首都リマに次ぐペルー第2の都市。白い火山岩でつくられた建物から、白い町(シウダー・ブランカ)と呼ばれる。

7の神聖都市カラル=スーペは、リマの北約150kmのスーペ川中流にある、紀元前2500年頃の古代アンデス時代の遺跡。

8のアンデスの道路網カパック・ニャンは、南米6ヶ国(ペルー、エクアドル、コロンビア、ボリビア、チリ、アルゼンチン)にまたがるインカ時代の道路網。

9のワスカラン国立公園は、2のチャビンの考古学地区と同じワラスの町から近い、広大な(3400平方キロメートル)国立公園。ペルー最高峰のワスカラン山(標高6768m)をはじめ5000m級の峰が200ほどあり、100を越える氷河湖、30の氷河が点在する。6~8月のハイシーズンには、登山やトレッキングを目的に世界中から人が集まる。

10のマヌー国立公園は、熱帯雨林に広がるペルー最大の国立公園。ジャガーやオオカワウソといった貴重な絶滅危惧種や、エンペラータマリン、コンゴウインコ、バクなど多様な生物が生息している。観光シーズンは4~10月の乾季。クスコやリマからのツアーが出ている。

11のマチュ・ピチュの歴史保護区は、言わずとしれたインカ帝国時代の都市遺跡。山すそから見えないその姿は空中都市と呼ばれる。

12のリオ・アビセオ国立公園は、ペルー北部サン・マルティン県にある国立公園。以前は絶滅したと考えられていたペルーの固有種ヘンディーウーリーモンキーが、公園内で生息している。この事実が確認されたのが、この公園が世界遺産に登録された理由の1つ。

なお、自然の生態系と考古学的な遺跡保存のため、この国立公園は観光客には開放されていない。

マチュピチュ

奇跡的に残されていたインカ帝国時代の空中都市。ペルーと言えばマチュピチュ、という人も多い。ペルーという国の名前は知らなくてもマチュピチュは聞いたことがある、という人もいるだろう。

自然と融合したマチュピチュ遺跡の姿は一生の思い出になるだろう。

マチュピチュの遺跡内ではあちこちにリャマアルパカが歩いている。人に慣れているようで、近寄っても逃げたりしない。一緒に写真を撮っている人たちを何度も見た。私もモコっとした毛皮を触ってみたりもした。

私は山歩きが好きで、その意味でもマチュピチュは楽しめた。山を登り、山の上から空中都市の姿を見おろすのは爽快で気持ちいい。

マチュピチュ遺跡やワイナピチュ山、マチュピチュ山には入場制限があるので早めの予約が必要になる。

  • マチュピチュ遺跡のみの入場→1日2,500人 
    (大人62USドル 学生37USドル)
  • マチュピチュ遺跡、ワイナピチュ山、月の神殿→1日400人 
    (大人71USドル 学生42USドル)
  • マチュピチュ遺跡、マチュピチュ山→1日800人 
    (大人67USドル 学生40USドル)

上記のような入場制限がある(制限やチケットの値段は流動的で、今後も変わっていくと思われる)。

ワイナピチュ山は特に人気が高いようで、私もチケットが取れなかった。ハイシーズンには数ヶ月前から予約が埋まることもあるようだ。

ツテのある旅行会社なら直前でも取れる(流してくれる?)との話も聞いたが、慣れない外国人には難しいだろう。早めの予約が必要だ。

マチュピチュ遺跡、マチュピチュ山のチケットは前日でも購入することができた。ワイナピチュは登っていないので比べることはできないが、マチュピチュ山からの景色も十分に素晴らしかった。

ワイナピチュ山はさらに良い眺めが見られるのだろうか? 次に訪れる時にはワイナピチュ山に登ってみたい。

マチュピチュへの移動手段

クスコからマチュピチュへは列車で移動するのが一般的だ。パッケージツアーや現地のオプショナルツアーを利用するのが、もっとも便利。

自分ですべて手配して行く場合には、以下のような道筋になる。

クスコからマチュピチュへの行き方

クスコ

鉄道駅(ポロイ駅orオリャタイタンボ駅)

マチュピチュ村

マチュピチュ遺跡

クスコからバスやコレクティーボ(乗り合いタクシー)、タクシーで鉄道駅まで行き、列車に乗ってマチュピチュ村へ。マチュピチュ村からシャトルバスでマチュピチュ遺跡へ向かうという流れになる。帰りはその反対。

マチュピチュへの列車チケット

列車にはペルーレイルインカレイルの2種類があり、ペルーレイルの方が本数は多いがインカレイルがやや安めの値段設定になっている。

チケットは鉄道駅ではもちろん、空港やアルマス広場のオフィス、ペルーレイル、インカレイルのウェブサイトからも購入できる。手数料はかかるが旅行会社で手配してもらうこともできる。

チケットの値段は列車のクラスにより異なる。

ペルーレイルは、最も割安なエクスペディション、列車の上部がガラス張りで人気の高いビスタドーム、豪華列車のハイラムビンガムの3つのクラスがある。

インカレイルはプレミアムエコノミーエクゼクティブクラスファーストクラス、プレジデンシャルクラス(チャーター便)の4つのクラスがある。

もっとも安いチケットで片道50USドル程度から、高いチケットでは400USドル以上のものもある。

空いている席があれば当日でも購入できるが、ハイシーズンは込み合うので早めの予約購入が良い。

鉄道駅→マチュピチュ村へ

チケットを入手できたら次は鉄道駅へと向かう。ポロイ駅はクスコから近く、車で15分ほど。オリャンタイタンボ駅はやや遠く、自動車で1時間半ほどかかる。列車の本数はオリャタイタンボ駅のほうが多い

コレクティーボ(乗り合いタクシー)やバスは安いが、外国人にはルートが分かりづらい。

タクシーを利用するのがいいだろう。一人ではやや高いが、数人でシェアすれば安くつく。ポロイ駅までは20ソル、オリャンタイタンボ駅までは70~80ソル程度。

ポロイ駅からマチュピチュ村までは列車の所要時間が3~4時間。オリャンタイタンボ駅からは1時間半ほど。列車への搭乗時にはパスポートの提示が必要。

大きすぎる荷物は持ち込めない。ペルーレイルでは小さなバッグ+縦・横・高さ157cm以下、5kg以下の荷物を1つ持ち込める。

マチュピチュの入場チケットは遺跡の入り口で直接購入はできないので、クスコかマチュピチュ村のINC(文化庁)で購入しておくこと。マチュピチュ村のINCはアルマス広場のそばにある。

マチュピチュ村の鉄道駅からは、シャトルバスでマチュピチュ遺跡まで約25分。片道12USドルだ。

マチュピチュ遺跡内へ

マチュピチュ遺跡内には、食べ物やペットボトルの持ち込みが禁止されている。ただ、私が入場したときには荷物チェックなどは特に無かった。運がよかったのだろうか? 

ただし当たり前だが、チケットは厳しくチェックされた。バーコードまできっちりチェックしていた。厳重だ。

クスコ-マチュピチュ遺跡の往復の移動時間だけでも、7時間~10時間かかってしまう。

なので、クスコからの日帰りだと見学時間もあまり長く取れず、ワイナポトシ山やマチュピチュ山を登るのも時間的に厳しい。可能ならばマチュピチュ村で1泊はしたいところだ。

マチュピチュ遺跡自体の観光は2~3時間あれば十分、とガイドブックに書かれていたりもするが、私は5時間以上遺跡と周辺を見歩いたり、のんびり眺めたりしていた。

せっかくのマチュピチュなのでゆっくりしたいという方は、スケジュールに余裕を持たせよう。

遺跡内を見歩くだけでなく、すこし高い場所からおちついて眺めるのも味わい深い。高い斜面から見おろすマチュピチュの風景はすばらしい。

ちなみにマチュピチュ山は入場できるのが7時~11時の間のみ。私の場合、1時間強で頂上までたどり着くことができた。ちょっとした山歩きだがそれほど厳しい行程ではなかった。

オプショナルツアーが便利!

マチュピチュ遺跡への入場料や、クスコ-マチュピチュ村の列車往復チケット、マチュピチュ村-マチュピチュ遺跡のシャトルバス等の費用は、観光地価格だ。

現地の物価に比べるとかなり高くなっている。オプショナルツアーの値段がやけに高く感じられるのは、これが原因だ。

結局、自分達ですべて手配しても観光地価格は同じなので、費用的にはそこまで変わらない。オプショナルツアーに申し込む方が便利でオススメ。

クスコ

標高3399mの高地に位置する古代インカ帝国の首都。マチュピチュへの起点となる街。インカ時代の建物が多く残っており、歴史的な街並みを歩くのが楽しい。

クスコは標高の高い街なので、高山病にかからないよう注意しよう。到着初日は身体が空気の薄さに慣れていないので、激しい運動をしたり、アルコールを飲むのは控えたほうがいい。

観光客で賑わう中心部ではスリや置き引きに特に注意。アルマス広場のあるクスコ中心部から離れると観光客は少なくなり、静かな雰囲気を楽しむことができる。

だが、細い路地や静かで人気の無い場所では、強盗被害に遭いやすいので十分警戒すること。首絞め強盗の被害も報告されている。

ナスカ

世界遺産のナスカとパルパの地上絵で有名な町。セスナに乗って、上空からナスカの地上絵を見物できる。フライト料金は一人あたり90USドル~130USドル。値段は人数やシーズンにより変動する。フライトは約35分間。

ナスカとパルパの地上絵を両方とも見学するフライトは、180USドル~220USドルで、約1時間のフライトになる。

地上絵フライトの価格は、昔に比べてずいぶん値上がりしている。ガソリン価格の上昇や、安全対策のためパイロットは二人搭乗することが義務付けられたためらしい。

地上絵のフライトツアーを行っている旅行会社は、ナスカの町には星の数ほどある。路上でも客引きがよくツアーに誘ってくる。宿泊しているホテルで予約するのがもっとも無難だろう。

ワカチナ(Huacachina)

物語にでてくる絵に描いたようなオアシスの村。ワカチナは、砂山にかこまれた湖の村だ。首都リマから南東約308kmにあるイカの町から、車で約10分の場所にある。

本当に砂漠のオアシスそのもの。ここでは砂漠の砂山をバギーで走りぬけたり、サンドボードで滑ったりといったアトラクションを楽しめる。湖を見ながらのんびりゆったりとするのもいい。

ペルーの体験 5点

特にアクティビティがよりどりみどり。5点

マチュピチュへの道を長時間かけて歩くインカ・トレッキングは、ペルーならではのアウトドア。1泊2日~4泊5日のトレッキングでは、高山の美しい山道を歩く。

インカトレイルを歩き、巨大なマラス塩田が有名なウルバンバ谷オリャンタイタンボ遺跡レインボーマウンテンといった名所旧跡を巡る。

高山ツンドラ、雲霧林、インカの遺跡跡、トンネルと、アンデス山系の多様な魅力を肌で感じ取れる行程だ。

近年はトレッカーの人数が1日200人までに制限されている。乾季のハイシーズン(5月~9月)は、数ヶ月前から予約が埋まってしまう状況になっている。

最高の時期にインカ・トレッキングを体験したいなら、かなり前からの予約が必要だ。

インカ・トレッキング以外にも、マチュピチュまでの自転車ツアー、ラフティングツアー、ジップラインツアーを行う旅行会社もある。

マチュピチュ以外にも、ペルー最高峰ワスカラン山(標高6768m)をはじめとしたアンデスの山々でも、登山やトレッキングやハイキングが楽しめる。

他にも

  • アマゾンツアー(世界遺産マヌー国立公園など)
  • コンドル・ウォッチング(コルカ渓谷)
  • サンドボーディング・バギー(ワカチナ)
  • ボートツアー(チチカカ湖。航行可能な湖の中では世界最高所)
  • アンデス伝統のフォルクローレ音楽
  • ナスカの地上絵フライト

などなどペルーは豊富な楽しみに満ちている。

ペルーの安全度 2点

ペルーの治安はやや悪い2点

マチュピチュ村やその周辺は観光客で賑わっているので危険は少ない。クスコも基本的には観光客が多いので安全だが、中心街から離れていくとだんだん人が少なくなり、犯罪にも遭いやすくなる。

夜道や狭い路地には特に注意。

私が長距離バスに乗った時には、空港のような荷物チェックのゲートに加え、指紋の採取まであった。とても厳重。それだけ犯罪が多いということだろうか。

また、ストライキでバスの時間が遅れることもあった。余裕をもったスケジュールが必要だ。

ペルーの交通マナーは悪い。自動車の運転手は歩行者のことをあまり考えておらず、信号無視も多い。横断歩道を渡るときには注意が必要。地元の人の動きを見て、同じように行動するのが安全。

クスコ、マチュピチュ、チチカカ湖畔の町プーノ。これらの観光地は標高が3000メートル以上にもなるので、高山病にかかりやすくなる。高地に慣れるまでは激しい運動やアルコールは控えよう。

ペルーでは狂犬病も根絶されていない。野犬もいるので近づかないように。

2017年1月現在、外務省の海外安全情報では、マチュピチュなど主要な観光地には危険情報は発令されていない。

しかし、ペルーの一部地域にはレベル1(十分注意してください)~レベル3(渡航は止めてください:渡航中止勧告)の危険情報が発令されているので、主要観光地以外を旅行する際には確認しておこう。

首都のリマにもレベル1の危険情報が発令されている。リマはクスコやマチュピチュに比べても治安が良くないのは確か。特に貧困層が集まるエリアには迷いこまないように。

また、リマ国際空港(ホルヘ・チャベス空港)から市街地への幹線道路でも強盗が発生しているので、ツアー参加でない方は送迎を頼むのがいい。

デモやストライキに巻き込まれるのも危険なので、そういった雰囲気、騒動からは距離をとること。

ペルーの食べ物 4点

ペルーの『食』はボリビアに似ている。ただ、ボリビアと違ってペルーは海に面しているので、沿岸部では新鮮な魚介類を味わうこともできる4点

主食は南米原産であるジャガイモが中心で、フライドポテトが料理によく付いてくる。また、トウモロコシやお米もよく食べられている。肉類は鶏肉や牛肉、山羊肉のほか、アルパカ肉テンジクネズミの肉も食べられる。

ペルーの料理といえば、ロモ・サルタード。牛肉、たまねぎ、トマト、フライドポテトをしょうゆで味付けして炒めた料理だ。しょうゆを使っているだけあって、日本人にも馴染みやすい味。

そのほかにはアンティクーチョ(牛の心臓(ハツ)の串焼き)、セビーチェ(新鮮な魚介類のマリネ料理)、トゥルチャ(マス)の焼き物、3000種類ものジャガイモを使い分けて作るジャガイモ料理などがある。

軽いスナックには中南米でよく食べられるエンパナーダ(トウモロコシ粉の生地で包んだひき肉や玉ねぎを揚げたもの)が定番。

飲み物では、日本でも『太陽のマテ茶』で知られるようになってきたマテ茶コカ茶、黄色い炭酸飲料インカコーラ、リモナーダ(レモネード)など。

アルコールでは、ピスコ(ブドウの蒸留酒)、ピスコのカクテル・ピスコサワー、各種のビール(クリスタル、タカマなど)がある。

ペルーの清潔さ 3点

衛生状態はそこまで悪くない。3点

水道水は飲まないこと。おなかを壊す原因になる。ペットボトルの水を飲もう。歯を磨くくらいなら基本的には問題ない。ただ、おなかが弱い人は念の為、ペットボトルの水を使って歯を磨くのがいい。

首都リマ周辺は、5月~11月は曇りの日が多い。この時期は排気ガスや霧が合わさりほこりっぽくなり、呼吸器系の疾患が増加する。呼吸器系が弱い、のどが腫れやすい人はマスクを持っていくなどで自衛しよう。

ペルーの特に沿岸部では、魚介類のマリネ料理セビーチェを食べる機会もあるだろう。生の魚介類を食べる時には、新鮮な素材が使われているレストランで食事しよう。A型肝炎のリスクがある。

繁盛していて客の入れ替わりが激しいレストランなら大抵問題ないだろう。

ペルーのトイレ

マチュピチュでは遺跡の入り口にのみトイレ(有料:1ソル)がある。遺跡内にはトイレがないので、ここで済ませておく必要がある。世界的観光地なので清掃はよくされているのだが、たくさんの人が使用するのでタイミングによってはかなり汚いことはある。

遺跡内でトイレにいきたくなった場合、入り口のトイレまで戻る必要がある。一旦入り口から外へ出ることになるのだが、再入場は可能。

(注:マチュピチュ遺跡への訪問者増加にともない、再入場が禁止になるとの情報有り。状況が流動的なので、事前にしっかり確かめよう)

他の場所では、空港やバスステーションならトイレはたいていある。空港内のトイレは無料だが、バスステーションは有料(0.5ソル~1ソル)のことが多い。それ以外の場所では公衆トイレは少ない

ホテルやレストランでしっかり済ませておくのがいいだろう。

お腹を壊したときには

ペルーの衛生状況はそこまで酷くはないが、料理に使われる水が身体に合わない、キツイ日程で疲れが溜まる、といった理由で体調を崩すことがよくある。体調を崩すと下痢にもなりやすい

軽い下痢ならば問題はなく、水分を多くとって出す物を出していれば治る。下痢止めは、下痢状態で長距離移動をしなければならない時など、どうしても必要な時のみ服用するのがいい。

ただ、1日に10回以上トイレに駆け込まなければならない、という状態が続くような深刻な下痢の時は病院へ。細菌性の下痢赤痢の可能性がある。

首都リマ、クスコの街なら、英語が通じる病院がある。英語が不安なら、日本語の話せるガイドを雇って病院に行こう。

ペルーの人と言葉 4点

4点。観光地のペルー人はさすがに鬱陶しいときもある。だが多くのペルー人の気性は南米的で、ノリが良い性格をしていて、親切な人が多い。ただし、治安はそこまでよくはないので、ほどよい警戒心は必要。

悪:強引な客引きは勘弁

ナスカのような超観光地では、客引きがけっこう鬱陶しい。声のでっかい中年の男たちが「行こうぜ行こうぜ!」と強引にツアーに誘ってくると、恐怖を感じる人もいるかもしれない。私はけっこう怖かったです。

こういう輩には、興味を示したそぶりも見せず無視するのがいちばん。

良:快く道を教えてくれるのって、本当にうれしい

ペルー北部ピュウラの町。ITSSA(ペルーのバス会社)のバスステーションで、バスの出発時間を待っていたとき、ペルー人の家族に親切にしてもらった。

「どこから来た?」「どこへ行く?」「じゃあこのバスだな!」などと、好奇心まじりではあったが、世話を焼いてくれた。人懐っこいおじさんだったな。

このバスステーションでは、一見冷たい感じのスタッフの女性がバスの出発時間になると、わざわざ私を呼びにきてくれたりもした。助かります。

クスコでのこと。市バスに乗って中央のバスターミナルへ行こうとしたのだが、どのバスに乗ればいいのか全然わからない。

バス停で待っていた少年につたないスペイン語とジェスチャーで尋ねてみると、こころよく教えてくれた。バスから降りるときには別のペルー人青年に助けてもらった。

クスコの市バスは外国人には大変分かりにくい。教えてもらわないと無理だったな。助かった。

ホテルのスタッフ、レストランやカフェ、雑貨店の人たち……。ペルーはおおむね感じ良い人たちが多かった。

英語は観光地ならそこそこ通じる。メインはスペイン語

公用語はスペイン語。スペイン語の他に、ケチュア語、アイマラ語なども話されている。

マチュピチュのような世界的観光地なら、英語も通じやすい。しかし観光地から離れると、英語はあまり通じなくなる。多少のスペイン語を覚えておくのがいいだろう。

  • オラ(やあ! こんにちは)
  • グラシアス(ありがとう)
  • クアント クエスタ?(いくら?)

少なくとも、この3つだけでも覚えておこう。

日本語は観光地でなら通じる場合もあるが、基本的には通じないと思っておくのがいい。

ペルーの宗教

キリスト教(ローマ・カトリック)が約90%。そのほかは、大地の神パチャママや天の神パチャカマックなどを信仰する、土着の宗教がある。

ペルーの物価,ショッピング 4点

物価は安い4点

ペルーの通貨と両替

通貨はソル(S/)。2015年12月15日まではヌエボ・ソル(S/.)が正式名称だった。補助単位はセンティモで、1ソル=100センティモス。

2017年1月の時点では、1ソル=約34円。

両替は銀行(Banco)や両替所(Casa de Cambio カサ・デ・カンビオ)、ホテルなどで可能。銀行は営業時間が短く待ち時間も長くなりがちなので、カサ・デ・カンビオが便利。

日本円は両替できない場合が多いので、現金はUSドルを持っていこう。

額面が大きい札(200ソル札や100ソル札)は、お釣りが無いため受け取ってもらえない場合も多い。小さい札やコインを多めに用意しておくと役に立つ。

リマやクスコといった大きめの街なら、ATMも大抵は設置されている。町中で見かけない場合も、大きな駅やバスステーション内に設置されていることがある。

PlusCirrusのマークが付いた国際キャッシュカード、デビットカードなどで、現地通貨を直接引き出すことができ便利。

ただし、ATMは利用手数料を取られる場合が多い(ATMにより手数料が異なる)。ATMを利用するときは安全のため周囲の状況に気を配ること。

クレジットカードが使える場所も増えてきている。ブランドとしては、VISAがベスト。

ペルーの物価

世界中の情報を集めているデータベースサイトNUMBEOによると、ペルーの生活コスト(家賃を覗く)は日本より58.63%、家賃は47.69%低いという結果が出た。

ただしこの数字は国全体をみた数字だ。都会と田舎とでは差が大きい。また、世界的観光地であるマチュピチュ村(旧アグアス・カリエンテス)の物価はペルーの中でも高めだ。

大きいペットボトルの水が1.5ソル~(約45円~)、瓶のコーラ一本が1~2ソル(約30円~60円)、スタンドの安いサンドイッチが1ソル~(約30円~)。地域や購入場所によって値段は上下する。

地元のペルー人が集まるような食堂なら、5~10ソル(約150円~300円)程度で食事がとれる。メインの肉、主食(ごはんやポテト)、スープのセットが多い。

もうすこししっかりとしたレストランや、観光客が集まりやすいオシャレなカフェなら、値段はもっと高くなる。

お高めのレストランでは、会計の際にサービス料10%が加えられる(メニューの料金に含まれている場合もある)。会計にサービス料が含まれていない場合は、料金総額の5%~10%をチップとして渡す(大衆食堂などでは必要ない)。

宿泊に関しては、リマやクスコなら幅広く揃っている。

Hostalのような安い宿泊施設なら、20ソル(約600円)程度から宿泊することができる。

70ソル(約2100円)程度出せば、広くはなくとも快適でこぎれいな部屋に泊まれたりする。

世界的に有名なチェーンホテルなら、比較的リーズナブルな3つ星級のベストウエスタンホテル(約7200円~)や、JW マリオット、ヒルトン、ノボテルといった高級ホテル(数万円~)が、リマやクスコにある。

ペルーのショッピング

ペルーでショッピングするなら、南米らしさあふれるアンデスの手作り雑貨がお得に購入できるのでオススメ。

南米特有のかわいい動物、アルパカの体毛を使ったニット製品や織物もお買い得。アルパカ以外にも、リャマやビクーニャ、グアナコといった動物の毛製品も購入できる。

他にもナスカの地上絵やマチュピチュ、リャマやアルパカをモチーフとした置物もよく見かける。いかにもペルーらしいお土産だ。

アンデスの高地で栽培されるキヌアや、チアシード、アマランサスといったスーパーフードも、ペルーでは手軽に購入できる。

音楽が好きな人なら、南米の音楽フォルクローレの楽器、ケーナやサンポーニャもいいお土産になるだろう。

ペルーに行くなら泊まりたい!おすすめホテル

ベルモンド パラシオ ナザレナス (Belmond Palacio Nazarenas)

オリエント急行(オリエント・エクスプレス)で知られる、ベルモンド社(旧オリエント・エクスプレス・ホテルズ)が運営するクスコ有数の高級ホテル。

僧院と宮殿を数年かけて修復した歴史的な建物がホテルになっている。インカ時代の石造りの壁で囲まれたいかめしい外観とは逆に、中にはクスコ初の屋外温水プールやスパといったモダンな設備が整っている。

各部屋には酸素供給システムが導入されており、高山病対策も万全。さらにはプライベートバーや、24時間執事サービスまでもがある。

ホテルのレストラン・センソでは地元の食材を使ったアンデス料理の他にも、多くのアラカルト・メニューがあり、個人の好みに合わせた味付けにも対応してくれる。

スタッフに関しても、細やかな心配りのサービスが評判だ。

マチュピチュ遺跡に隣接する唯一のホテル、ベルモンド サンクチュアリー・ロッジも同じベルモンド社の運営するホテルだ。

こちらのホテルは遺跡に隣接しているので、観光客がまだ少ない早朝からマチュピチュを見に行くことができる。

ペルーのおすすめオプショナルツアー

フリープランの旅行でマチュピチュを訪れる時には、クスコからマチュピチュ観光のオプショナルツアーを利用するのが最も便利。日帰り~1泊2日で、日本語or英語ガイド付きのオプショナルツアーがクスコから出ている。

ペルーの基本情報:費用、アクセス、服装、チップなど

ペルーってどこにある国?

コロンビア、エクアドル、ブラジル、ボリビア、チリと国境を接する。

ペルー旅行の費用(旅費)はどれくらい?

ツアーの平均旅行代金

東京発 8日間   \412,167

トラベルコちゃん様(http://www.tour.ne.jp/) より引用させていただきました。

 

ペルーへのアクセス

日本からはペルーへの直行便は無い(2017年12月現在)。アメリカのロサンゼルスやマイアミ、アトランタやヒューストンなどで乗り継ぐのが一般的。乗り換えの時間も含めると、所要時間は25時間以上かかる場合が多い。

ペルーへの入国・時差

観光ならペルーへの入国に、事前のビザ取得は不要(最大183日の滞在まで)。入国時に観光ビザが付与される。

ただし、滞在許可日数は入国管理官の判断によるので、必ずしも183日とは限らない。長期滞在したい場合なら、イミグレーションの入国管理官に希望を伝えるべきだろう。

パスポートの残存有効期間にも注意。トラブルを避けるため、6ヶ月以上の有効期間は残しておきたい。

北米経由の飛行機でペルーに入国する場合、ペルーでの滞在日数にプラスして6ヶ月以上の有効期間が求められる場合がある。

日本との時差はマイナス14時間。日本が夜7時(19:00)の時、ペルーでは早朝5時(5:00)。

ペルーの気候と服装

ペルーの国土は、コスタ(海岸地帯)、シエラ(山岳地帯)、セルバ(森林地帯)と大きく3つに分けられ、気候も異なる。

マチュピチュの絶景を堪能したいのなら、ベストシーズンは5月~9月。ペルーでは比較的寒い季節だ。

マチュピチュは標高が2000メートルを超える高地なので、さらに寒くなる。フリースやダウンジャケットのような、軽くて暖かい防寒具を持っていこう。

セルバのアマゾン熱帯雨林を訪れる場合も、5月~9月の乾季がいい。乾季は気温が高くなるのがネックだが、雨季の多量の雨・大量の蚊のことを考えると、乾季の方が断然いい。

逆に、首都のリマなどコスタの海岸地帯をメインに訪れるのなら、11月~4月のほうが晴天の日が多く旅行しやすくなる。

ペルーの電気事情

ペルーの電圧は220Vで60Hz。電圧が日本と異なるので、海外対応の家電製品でなければ使用できない。コンセントの形状はA型とC型、SE型が多い。

日本のコンセントとは形式が異なるので、マルチ電源プラグや変換プラグを持っていくのがよいだろう。

最近のスマホやデジタルカメラなら、大抵は海外の電圧に対応している。コンセントとプラグの形さえ合えば、充電も可能(念の為マニュアルなど調べた方がいい)。

ペルー国内の交通

ペルーでの国内長距離移動は、バスか飛行機になる。バスは値段によってグレードが分かれており、値段も大きく変わる。

食事やWi-Fi、トイレ、映画が見れるディスプレイとヘッドホン、180度倒せるリクライニングシートまで付いたデラックスなバスから、座席のみのノーマルなバスまでさまざま。

高級バスは搭乗する前に荷物のチェック、指紋の確認までなされたりする。

飛行機はラン・ペルー航空やスター・ペルー航空などが、主要都市を結んでいる。

クスコ・マチュピチュ間なら、観光客向けの列車が運行されている。また、数は少ないがチチカカ湖畔の町プーノとクスコを結ぶ列車も運行されている。

町中での移動手段としては、タクシーがもっとも便利。メーターは無いので交渉が必要。乗車前に行き先と料金をはっきりと決めること。おつりが無い時のために、小さいお金も持っておくのがいい。

リマやクスコのような大きい街なら市バスも走っている。だが路線をしっかり把握するのは、旅行者にはなかなか難しい。

もしバスを利用するなら事前にホテルなどで、どこへ行くにはどのバスに乗ればいいのか尋ねておくのがいいだろう。

ペルーのインターネット環境

大きな街ならホテルやレストラン・カフェなどで、無線LAN(Wi-Fi)が使える場所が多い。地方の小さい町や村でも使える場所は増えてきている。

ペルーの習慣とチップ

元々はチップの習慣はなかったが、世界中から観光客が訪れ観光業が盛んになってきたことで、習慣が根付いてきている。

高級ホテルで荷物を運んでもらったときなどは、1~5ドル程度。高級レストランでは、料金総額の5~10%程度。

ペルーまとめ

マチュピチュは、死ぬまでに1度は見ておきたい。それは間違いない。

マチュピチュ以外にも、美しい古都クスコ、ナスカの謎の地上絵、砂漠に囲まれたオアシス村ワカチナ、6000メートルを超えるアンデスの山々、世界最大のアマゾン川と、見るものには事欠かない。

地元ペルーの陽気な人たちが、楽しい旅行をより思い出深くしてくれる。

ペルーは日本から距離が離れているので、気軽に訪れるのは難しいかもしれない。

それでも飛行機を使ってマチュピチュを訪れるだけなら、1週間以内でも旅行は可能だ。ぜひ一度は行ってみてほしい。一生モノの思い出になる事うけあいだ。

それでは、よい旅を!


[公開日]2017/01/09
[最終更新日]2017/12/28