海外旅行の用語集
飛行機内の通路側の席のこと。トイレに行くには便利。外の景色が見にくいので一長一短。
入国にビザが必要な際に、その場で取得できるビザのこと。空港や国境で取得できることがある。アライバルビザは以前は取得できたが現在は取得できなくなったということもあるので、状況をしっかり確認しておく必要がある。
現地の空港まで来てビザが取得できなかったら、そのまま日本に戻るか別の国に出国しなければならなくなってしまう。
スペイン語でハープを意味する楽器。別名ラテンハープ、またはインディアンハープ。南米のパラグアイなどで演奏される。男性奏者が多い。楽譜は無く、口伝えで教えられる。
海外旅行の渡航先によっては事前に特定の予防接種をうけていないと入国できないことがある。その代表的な予防接種が黄熱病の予防接種だ。
黄熱病の汚染地域に滞在や通過する場合『黄熱病予防接種証明書』すなわちイエローカードを提示しなければ入国できなくなってしまう。ちなみにこの黄熱病予防接種証明書はその証明書自体が黄色であり、そのことからイエローカードと呼ばれる。
入国審査のこと。または入国審査をする場所のこと。イミグレと略して言う旅行者が多い。
各国、各国境によって審査方法から混み具合まで大きく異なる。すっと通れる国境から何考えてんだと言いたくなるほど厳重な国境まで種々様々。
飛行機内の窓側の席のこと。外の景色が見えるがトイレには行きにくい。一長一短。
寄生虫・エキノコックスによって起こされる感染症。日本では主に、キツネやイヌから人へと感染する。野生のキツネと接触するのは避けた方がいいだろう。
両替のこと。また、両替を行う場所のこと。両替が出来る場所は国により異なるが、銀行や公式・非公式の両替所、ホテルなどが多い。道端で声を掛けてくる場合もある。
通常よりレートの良い闇両替が存在する国もあるが、レートが良いように見せかけて最後に数枚札が抜かれたりとデンジャラス。
エクスペディア・グループはアメリカ合衆国に本社を置く世界最大級のオンライン旅行会社。日本のExpedia.co.jpについては、AAE Travel Pte Ltd(Expedia Inc.とエアアジアの合弁会社)が運営している。
CMを放映しているトリバゴ(trivago)やホテルズドットコム(Hotels.com)はエクスペディアのグループ企業。
Low Cost Carrier(ローコストキャリアー)の略称。徹底的に効率化を行い運行費用を安くし、低料金の運賃で運営している格安航空会社のこと。エアアジア、ジェットスター航空、春秋航空など。
えんこ。塩水湖とも。1 Lの湖水当たりの塩類の総イオン濃度が3g以上の湖のこと。死海、カスピ海、グレートソルト湖、ウユニ塩湖(塩原)などがよく知られている。対になる湖が淡水湖。
使用中。誰かが入っている、という意味。飛行機のトイレでこの英語表示が使われることが多い。逆はベイカンシー(Vacancy)。
海側に面した部屋のこと。ほぼ正面に海が見える。
超過予約受付。定員以上の数の予約を受け付けてしまうこと。
往路の到着地と復路の出発地が異なる航空券のこと。たとえば、往路:東京→北京。復路:上海→東京のような航空券。
現地での任意参加型の別料金のツアーのこと。市内の半日観光や小旅行などがある。フリープランのツアーに参加したときなど便利に使える。
違法コピーによって作成されたソフトウェアや、音楽・映像などのコンテンツのこと。著作者に無断で製造・流通され不当に販売される。 ジンバブエ、グルジア、リビア、バングラデシュ、モルドバなど発展途上国に多いが、日本でも東京秋葉原や大阪日本橋の路上で販売されていることがある。
航空会社から旅行会社に卸されている割引きチケットをばら売りで販売しているもの。
基本的には最も安い航空券である場合が多い。しかし、キャンセルや各種変更などができなくなっており、時期による価格変動が大きい。
アルゼンチン、ウルグアイ、ブラジル南部の草原地帯やアンデス山脈東部に居住し、牧畜を行っていたスペイン人と先住民の混血の人達のこと。南米のカウボーイ。
通関手続きのこと。
南アフリカ共和国で、白人(オランダ系移民)と、先住民族(コイコイ人、サン人)やアジア系奴隷(マレー系、インド系)との混血の人々。一般的には有色人種のことを指すこともある。
主としてインド料理に使われるミックススパイス。Garamは「熱い」、Masalaは「複数の粉末香辛料を混ぜあわせたもの」。
単に危機遺産とも。紛争、開発、密猟、災害などによって価値を損なう恐れのあり、緊急の保護が必要と判断される世界遺産。
ユネスコの危機遺産リストに登録されると資金援助や国際協力などを受けることができる。
トウダイグサ科イモノキ属の熱帯性植物。芋の木。タピオカの原料として知られる。栄養の乏しい土地でも生育する熱帯作物だが有毒。食用にするためには毒抜きをする必要がある。
お金の精算をする場所。会計をする場所。
ペルシア語で隊商宿を意味することば。隊を組んで旅をする商人の一団のための宿泊施設。
犬に噛まれての感染がよく知られているが、猫や蝙蝠など犬以外の野生動物からも感染する。
ワクチンを接種しない限り、一度発症するとほぼ100%死亡する。水を極端に恐れる症状から水恐怖症・恐水症(Hydrophobia)と呼ばれることもある。
南米の先住民集団の一つで、グアラニー語を話す諸部族の総称。かつてはラプラタ川の河口からウルグアイ、ラプラタ川をさかのぼったパラグアイ、アルゼンチン、ブラジルの一部と広い地域で生活していた。
現在グアラニー族の直接の子孫はブラジル、パラグアイ、アルゼンチンの国境地域にわずか数千人残るのみ。
飛行機に乗る前に受託手荷物(飛行機に乗っている間預ける荷物)に付ける、目的地を記載した荷札のこと。手荷物の預り証。
ホテルなどと比べて安価に泊まれる宿泊施設のことを指す。バス・トイレが共同である場合も多い。主に旅行者の間で使われる言葉だが、他にも迎賓館や賃貸型のシェア住居を指すこともある。
主としてモンゴル高原などで遊牧民が用いる伝統的な移動式の住居のこと。ユルト、ユルタ、ボズウイ、パオ(包)とも呼ばれる。
水1000ml中に含まれているマグネシウムとカルシウムの量を表した数値を硬度という。WHO(世界保険機関)の基準では硬度120mg/l未満の水を軟水、硬度120mg/l以上の水を硬水という。
硬度が高いほど多くのマグネシウムとカルシウムが含まれる。日本の水はほとんどが軟水。ヨーロッパなどは硬水が多いので、水の違いからお腹を壊すことがよくある。
国と国との境目、境界のこと。国と国との間は山や川などの自然物、もしくは壁や遮断機などの人工物で隔てられている。陸上の国境では通常国境検問所などを通じて往来する。
国境検問所では出入国管理があり、パスポートやビザ、所持している物品の確認などが行われる。国境が開放されている場合もある。たとえばヨーロッパでは、シェンゲン協定の実施されている国家間においては自由に国家間を往来できる。
イスラーム教の聖典。アラビア語で記されている。クルアーンとも。
ホテルのことや観光のことなど、色々な情報の提供、相談、予約などを引き受けてくれるホテルスタッフのこと。
アメリカやカナダの分譲マンションのこと。そこからマンションタイプの宿泊施設のこともいう。通常のホテルとの違いは空間が広めなこと、リビングルームとベッドルームが別であること、キッチンを備えていることなど。
ツアーの出発を保証してくれる最低人数のこと。たとえば最少催行人員が10名となっている場合は、申し込み人数が10人に達した時点でツアーの催行が決まる。
旅客用のオート三輪タクシー。国や地域により、トゥクトゥク(サムロ―)、オートリキシャー、テンプー、バジャイ等と様々な呼び名がある。
近年は中米グアテマラや西欧ポルトガルなどでも導入されている。
定期的に人が集まって商品を交換・売買する場所。家畜、食料品、日用品、衣類・服飾品、民芸品・工芸品、機械、コンピュータなど、大きい市場ではあらゆるものが売られる。
特定ジャンルの品物が集まる市場はその特定の品物名を付けて呼ばれることもある。例:魚市場、家畜市場、泥棒市場、フラワーマーケットなど。
サシガメという昆虫によって媒介される感染症。主に中南米に蔓延し、600万~700万人の感染者がいると推測されている。慢性化すると心臓で不整脈を起こすこともある。
サシガメは土の中、レンガの下、壁や天井の割れ目に潜んで夜に人間を吸血する。流行地では蚊帳や虫よけを使って予防することが推奨される。
参考ページ:シャーガス病 | 顧みられない熱帯病について
無許可のタクシーのこと。営業許可のない自家用車に人を乗せて運賃を支払ってもらう。違法。由来は日本では正規のタクシーはナンバーが緑なのに対し、一般車両のナンバーが白であることから。
株式会社アドベンチャーが運営する国内・海外格安航空券の予約サイト。東証マザーズ上場。観光庁長官登録第1種旅行業者。
→スカイチケット(公式サイト)
親や成人によって養育・保護されず、家が無く路頭で睡眠をとる子どもたちのこと。発展途上国で特に多く、社会問題になっている。日本では浮浪児とも言う。
大都市において貧困層が集中して居住している地区のこと。世界中の多くの大都市に存在する。貧民窟、スラム街などとも呼ばれる。
航空会社が各会社で独自に設定した割引運賃の航空券のこと。
たとえば出発日の○○日前までに予約しなければならない、という条件が付くかわりに割引料金で購入できる「早割り」航空券などがある。格安航空券に比べると時期による価格変動が小さい。
ユネスコの世界遺産条約で「顕著な普遍的価値」を有すると認められた文化財や自然環境のこと。文化遺産、自然遺産、複合遺産の3種類の世界遺産がある。
地球をひとまわりすること。世界一周の定義に関しては、『六大陸を全て訪れる』、『日本から太平洋と大西洋を渡って日本に戻る』など様々な意見があるが、明確な定義はない。
極端な話、日本→イギリス→ブラジル→日本と飛行機で飛ぶだけでも世界一周したと言えなくもないし、何十年もかけて(日本のパスポートは最大10年だが)世界のすべての国のあらゆる街や自然を見歩いて日本に戻ってくるのも世界一周と言える。結局のところ、単なることばの問題であろう。
中華料理、フランス料理、トルコ料理のことを指す。どの料理も大きな帝国の宮廷料理として発展した歴史を持ち、豪華かつ多彩な料理文化が発達したという共通項がある。
はっきりとした定義はなく、歴史的・文化的な種々の要素によって決められている。現在ではトルコ料理から伝承・発展したと言われるイタリア料理の方が知名度・人気ともに優っている。
世界平和度指数(Global Peace Index)は、国際研究機関の経済平和研究所(Institute for Economics and Peace)が毎年発表している。
この指数はイギリスの経済紙『エコノミスト』の調査機関やその他の国際機関が集めたデータを元に、22項目の指標から数値化されている。
単純な治安の良い国・悪い国のランキングではなく、周辺国との関係、潜在的なテロの危険性、人権問題などによっても順位は上下することに注意。
参考ページ(英語):VISION of HUMANITY global-peace-index
ホテルなどの宿泊施設で宿泊の手続きをすること。たいていはレセプション(受付)で行う。宿泊手続きの期限のこともいう。また、空港での飛行機への搭乗手続きのこともいう。
ホテルなどの宿泊施設で支払いをすませて出て行くこと。また、その出て行く期限。
広い意味では「茶」のこと。狭い意味ではインドの煮出し式ミルクティーや、茶葉に香辛料を加えたマサラチャイのことを指すこともある。
インド、パキスタン、ネパールではミルクと砂糖が加えられたもの。イランやトルコではミルクは加えず砂糖のみ加える。他にもジャムを加えるなど、世界中で様々なバリエーションがある。
チャイハナとも。チャイ=茶。ハネ=~館、~室。喫茶室、寄り合い茶屋のこと。中央アジアから西アジアでこう呼ばれる。チャイを飲んだり会話を楽しんだりする地元の人達の社交場。
飛行機などの遅延。出発予定時刻が遅れること。音楽用語では音が遅れて鳴るエフェクトのことも指す。
保証金や預かり金のこと。外国では現金の代わりにパスポートを預けることもある。
海外のホテルにチェックインする際にはデポジットの支払いにクレジットカードの提示を求められることが多い。ほかにはIC乗車券の購入時にもデポジットが必要なことがある。
免税店のこと。Duty(税金)Free(無料)Shop(お店)。DFSと略すこともある。免税であっても設定された値段自体が高いことも多い。お酒やタバコなど税金の占める割合の高い商品を買うのがお得。
ネッタイシマカやヒトスジシマカなどの蚊によって媒介されるデングウィルスが原因の感染症。
突然の発熱で始まり、頭痛・眼窩痛・筋肉痛・関節痛などを伴う。熱帯・亜熱帯地域、特に東南アジア、南アジア、中南米、カリブ海諸国などでよく見られる。デンギーとも。「デ」ングであって、「テ」ングではない。
相部屋を前提とした部屋のこと。一部屋に2段ベッドが2台ある4ベッドルームだったり、広い部屋に数十台のベッドがあったり様々。
ユースホステルやゲストハウスで見られる。宿泊料金はベッド一台分で安め。
『ドミトリー』は学生寮のことを指すこともある。ドミトリールーム、ドーム、ドミ、などとも呼ばれる。
外国旅行者向けの小切手。旅行小切手。TCまたはT/Cと略すことも。渡航先の銀行などで現金と両替する。最大の特徴は紛失や盗難時に再発行が受けられる点(所定の手続きが必要)。
トーマスクックやアメリカンエクスプレスが有名。日本国内での販売は2014年3月31日にすべて終了している。
乗り継ぎ、経由のこと。経由地のことを指すこともある。
服装規定。場所に応じたふさわしい服装の基準のこと。たとえば冠婚葬祭。結婚式にジャージで出席する人はまずいないように、結婚式や葬儀ではある程度しっかりとしたフォーマルな服装が求められる。
フォーマル、セミフォーマル、カジュアルと場所やシチュエーションによってその基準は異なる。海外旅行中には高級レストランやオペラなどの劇鑑賞、カジノなどでドレスコードが求められることが多い。よほどドレスコードが厳しい場所以外は襟付きのシャツと靴で乗り切れることも多い。Tシャツ、短パン、サンダルはだいたいNG。
山歩きのこと。登山は山の頂上を目指して登るが、トレッキングは山のふもとなどを歩く。結果的に山頂を通ることはあるが、登頂を目的とはせず山の中を歩くことを目的とする。数日~数十日と、長い時間をかけて歩くことも多い。
南アジア(インド)や中央アジア、中近東、新疆ウイグル自治区で主に食べられているパン。楕円形もしくはわらじ型のような形をしている。小麦粉を自然種で発酵させた生地をたいらに伸ばし、タンドールと呼ばれる窯の内側に貼り付けて焼いたもの。
国境を接する全ての国が内陸国である内陸国のこと。内陸国に囲まれている内陸国。二重内陸国では、海にでるために少なくとも2回は国境を超えなければならない。二重内陸国は現在世界でリヒテンシュタインとウズベキスタンの2国のみ。
通常のタクシーのように車を使わず、バイクを使って乗客を運ぶ交通手段のこと。東南アジア圏では一般的な交通手段。パリなどヨーロッパでも渋滞対策に導入している国がある。バイタクとも呼ばれる。便利だが危険度は高め。
ひとつ100円だったチョコレートが1年後、ひとつ1万円になっていた……。なんだこれ? このように、えげつない勢いで進行する物価の上昇がハイパーインフレーションと呼ばれる。ハイパーインフレのおかげでアフリカのジンバブエでは過去に、『100兆ジンバブエドル札』が存在した。
仏塔のこと。層になった塔のような宗教建築のことも指す。
旅券のこと。国際的な身分証明書。外国を旅行する際にはこのパスポートが必要で、ビザ(査証)はパスポートのビザ(査証)欄に刻印もしくは貼り付けされる。入出国スタンプもこの欄に押される。パスポートと現金さえあれば大抵はなんとかなる、かもしれない。
南米大陸の南緯39度付近にはコロラド川が西から東に流れている。このコロラド川より南の地域のことをパタゴニア地方と呼ぶ。アルゼンチンとチリの両国にまたがる。
年間平均気温は7度で、風が非常に強い地方である。アウトドアメーカーのパタゴニアを指すこともあるが、こちらはアメリカのメーカー。
旅行道具一式を詰め込んだリュックサック(=バックパック)を背負って旅行する人のこと。低予算・個人で国外を自由旅行する人のことを指して使われる言葉。
15世紀~20世紀初頭、マレーシアへ移住してきた中華系男性とマレー系女性が結婚して生まれた混血の子孫のこと。中華系プラナカンとも呼ばれる。
男性がババ、女性がニョニャ。中国料理とマレー料理が融合したニョニャ料理の評判が名高い。
ハラルとも。アラビア語で「許されたている」という意味で、イスラム法で食べることが許されている食材や料理のことを指すことが多い。
ハンとも呼ばれる。北アジア、西アジア、南アジア、中央アジアにおいて遊牧民の有力者や支配者、領主が名乗る称号のこと。モンゴル帝国のチンギス・ハーンが有名。現在でも南アジアや中央アジアの一部に存在する。
査証。入国査証。その国に入っても良いよ、という許可証のこと。ピザではない。
マクドナルドで販売されているビッグマック1個あたりの値段を比べることで、各国の購買力を比べるための指数。イギリスの経済専門誌『エコノミスト』によって発案された。
参考ページ:The Big Mac index(英語)
ラテンアメリカの民族音楽のこと。または民族音楽を主とした大衆音楽。
小規模ながら洗練されたインテリアデザインと上質なホスピタリティを持つ、個性的なホテルのことを指すことが多い。
デザイナーズホテル、デザインホテルとも呼ばれる。日本ではラブホテルのことを指すこともあるが、英語圏ではそのような意味はない。
ペラナカンとも。15世紀~17世紀にマレーシアを中心とする東南アジア(マレーシア、シンガポール、インドネシア、タイ南部など)に移住してきた中国系移民の子孫たちのこと。
プラナカンはまたババ・ニョニャ(Baba-Nyonya)とも呼ばれる。ババはプラナカンの男性、ニョニャはプラナカンの女性を指す。
プラナカンは中国の文化とマレー文化、ヨーロッパの文化を融合した文化を生み出している。なおプラナカンとはマレーの言葉で「その土地で生まれた子」の意味。
空き室。空いている。誰も使用していないという意味。飛行機のトイレでこの英語表示が使われることが多い。逆はオキュパイド(Occupied)。
ベジタリアニズムは、食事で肉を摂取しない食生活および、その主義・思想。菜食主義。ベジタリアニズムを実践する人が、ベジタリアンと呼ばれる。
ヴィーガニズムはベジタリアニズムよりさらに厳格であり、卵や牛乳、チーズやはちみつといった動物由来の食品も食べず、革やウールといった動物由来の衣料品も身につけない。絶対菜食主義。ヴィーガニズムを実践する人が、ヴィーガンと呼ばれる。
ペスト菌による感染症。感染したノミに咬まれることによって人へと移る。皮膚が黒くなって死に至るため、別名『黒死病』として恐れられてきた。
かって世界中で大流行した伝染病であり、14世紀にはペストが原因で世界人口が約1億人減少するほどの猛威を振るった。昔ほどではないが、現在でもアジア、アフリカ、アメリカの広い地域でペストの流行は起こっている。
飛行機の搭乗券のこと。大抵は空港のカウンターで手続きをした際に受け取れる。
南米ウルグアイの元大統領。ひと月1000ドル強の生活費で暮らしていることから、『世界で最も貧しい大統領』と呼ばれる。チェ・ゲバラやフィデル・カストロとも面識がある。2012年6月のリオ会議(リオ+20)でのスピーチは世界的な話題となった。
飛行距離に応じてマイルを貯めることができる仕組みのこと。貯まったマイルはマイル数におうじて無料の特典航空券やアップグレード特典などと交換できる。クレジットカードの利用特典でマイルを貯めて飛行機に乗る、陸マイラーと呼ばれる人達もいる。
ホテルの部屋を綺麗に掃除してくれるハウスキーパーのメイドさんへのチップとして、枕の下に置いておくお金。心づけ。義務ではない。
亜熱帯・熱帯地域を中心に発生している感染症のこと。主な症状は発熱。ハマダラカなどの蚊の媒介によって感染する。最も危険なものは熱帯熱マラリアで、これに感染した場合は素早く適切な対処を行わなければ死に至ることも多い。
熱帯熱マラリアが流行しているのはアフリカのサハラ砂漠以南、パプアニューギニア、南米アマゾンなど。ワクチンはまだ存在しないが、マラロン、メフロキン、ドキシサイクリンなどの予防内服薬がある。
イスラム教徒のこと。アラビア語で「(神への)帰依者」を意味する。
白人とラテンアメリカの先住民(特にインディオ)の混血の人達のこと。
イスラム教の礼拝堂のこと。「モスク」は英語での言い方で欧米や日本での呼び名。アラビア語では「マスジド」。イスタンブールのブルーモスクなど美しいモスクも多く、観光名所となっている場合もある。
非公式な両替のこと。正式な両替場所である銀行や公認両替所以外で両替を行うこと。外貨を欲しがる商人などが行うことが多い。
銀行のレートより良いレートで両替できると言われるが、最後にお金を渡す前に札をいくらか抜き取るなどの事例も多く、手を出さない方が無難。もっとも、公定レートと闇レートが大きく異なる(公定レートが悪すぎる)国ではほとんど黙認されていたりもする。
安価に泊まれる宿泊施設。ヨーロッパに多い。部屋はドミトリー(相部屋)が主流。若者の旅に安全・安価な宿泊場所を提供しようという主旨で始まった。現在では宿泊に年齢制限はないが、年齢によって料金が異なる場合はある。当然、若い人が安く泊まれるようになっている。
蝿蛆症(ようそしょう)と読む。ハエウジ症とも。ある種のハエの幼虫(蛆(ウジ))が皮膚に寄生したもの。
ラマダーンとも。イスラム暦(ヒジュラ太陰暦)の第9月のこと。
ラマダンはイスラム教徒にとって聖なる月。教徒は日の出から日没まで断食の義務が課せられている。
また喫煙や性交・意図的な射精も断ち、自身を清める。
洗濯、洗濯物、洗濯室、洗濯屋、クリーニングサービスのこと。
サシチョウバエに媒介される寄生虫疾患。皮膚リーシュマニア症、内臓リーシュマニア症、粘膜皮膚リーシュマニア症の3つがある。腫れ物やこぶ、潰瘍ができる皮膚リーシュマニア症がもっとも一般的。
予約の再確認のこと。飛行機を予約したのに乗らない人を減少させるための確認。最近ではほとんどの航空会社がリコンファーム不要になってきている。
滞在登録のこと。入国した外国人を管理するための登録で、旧ソ連時代の制度が現在でも残ってしまっている。ロシアや中央アジアの国々で必要となることが多い。
徐々に形骸化してきてチェックされないことも多いのだが、いざチェックされた時に滞在登録証がなければ多額の罰金や強制退去もあり得る。ツアーでこれらの国々を訪れる場合は旅行会社が登録してくれるので問題ない。
飛行機に預け入れた荷物が紛失すること。路線や航空会社によって確率に差があったりもする。
ロンプラとよく略される。ロンリープラネットは世界最大の旅行ガイド本出版社。
海外旅行をしていると欧米の旅行者がこの本を持っている光景をよく見る。青い表紙が目印。
他の英語ガイド本はRough Guides, Footprint, Fodor’sなど。 日本の旅行ガイドは地球の歩き方、るるぶ、まっぷる、ことりっぷなど。