マレーシアの物価は高い?安い?どれくらい?オススメお土産情報も写真付きで紹介!
マレーシア物価の世界ランキング | |
---|---|
Cost of Livingランク(Numbeo) | 76位(119国中) |
ビッグマック1個(Big Mac index) | 238円(55国中51位) |
★上記データは2019年3月7日時点★
マレーシアの具体的な物価はこちら マレーシアのお土産情報はこちら
マレーシアの物価データ
◆Cost of Living
データベースサイトNUMBEO(英語)の国別Cost of Living(生活費)ランキング。
ランキングは膨大な訪問者の投稿を元に作成されており、順位が高いほど生活費が高い国になっている。
マレーシアのランクは76位(日本は6位)。東南アジアの中ではやや物価は高めだが、世界的にみてもまだまだ物価は安い国だ。
◆Big Mac index
ビッグマック指数より。こちらはオマケ程度の参考に。ビッグマック1個が238円。
エッグチーズバーガーやチキンチーズバーガーとあまり変わらない価格。安い!
ちなみに1位はスイスの718円。最下位はロシアの179円となっている。
◆首都クアラルンプールの参考平均価格
■普通の食堂で1食:330円
■ファストフードのセット(ビッグマックセット相当):380円
■コーラかペプシ1本(0.33L):65円
■マーケットでビール1瓶(国産):280円
■牛乳1L:192円
■米1kg:134円
■卵12個:170円
■ペットボトルの水(1.5L):67円
■タバコ1箱(マルボロ):467円
■公共交通機関の片道:83円
■ガソリン1L:61円
■フォルクスワーゲン ゴルフ 1.4(もしくは同等の新車):4,064,077円
■平均手取り月収:116,089円
こちらの参考平均価格はNUMBEO、Expatistanなどを参考にさせて頂いた(3月7日時点)。
◆その他旅行者向けの具体的な物価など
●シンプルなナシレマ(朝食の定番)なら露店で50円程度から。ロティ・チャナイのような軽いスナックも安く(30円程度から)食べられる
●最も安いゲストハウスのドミトリーなら1泊800円~、シングル1泊1500円程度から※
●清潔で快適なホテルに泊まりたいなら4000~5000円以上は出した方がいいだろう。もちろん数万円~の高級ホテルもある。
※2017年9月1日より、マレーシアの宿泊施設では1部屋1泊ごとに10RMの観光税が課税されている。ホテル予約サイトの料金に含まれていないことがある。注意。
物価は為替レートの影響などで変動しやすい。あくまでご参考までに。
マレーシアのお土産・名産品は? オススメは?
ソンケット、バティックなど食べ物以外のマレーシア土産
マレー半島やインドネシアの伝統的な手織物・ソンケット(Songket)。輝くような金糸や銀糸による装飾が名高い。
布製品ではバティック(Batik。ろうけつ染め)も。鮮やかな色彩と大胆なデザインが美しい。
小物入れや枕カバーのような小さい物ならお土産に気軽に買えるのでオススメ。
マラッカが本場のビーズでデコレーションされたサンダル。可愛いもの好きの人に。
マレーシアではトレンガヌ州やクランタン州を中心に、収穫の時期に凧上げが行われてきた。この凧はマレー語でワウ(Wau)と呼ばれている。
美しい装飾が施されたワウ。日本でこれを凧上げすれば凄まじく目立つこと間違いなし?
ワウはマレーシアを象徴するシンボルでもある。マレーシア航空のシンボルマークや、2012年から発行されている1RM札の絵柄にもワウが使われている。
プラナカン(Peranakan)食器はパステルカラーがカラフル。多彩で可愛く女性に人気!
マレーシアは錫(スズ)の産出国。ピューター(Pewter。日本では白目、白鑞とも呼ばれる錫の合金)製品も豊富だ。
ビール好きの人にはピューターのジョッキが喜ばれるだろう。錫の熱伝導率の関係でピューターのジョッキで飲むビールは美味しく感じられるという。
マレーシアのロイヤルセランゴール (Royal Selangor)社は世界最大のピューター製造業者で、オンラインショップ(日本語)もある。
クアラルンプールのセントラルマーケットはソンケットやバティック、ワウや籠製品などハンディクラフト製品が豊富。お土産選びに最適な場所だ。チャイナタウンの近く。
より質の高い工芸品が欲しいときはクアラルンプール・クラフト・コンプレックスへ。
どこの国でもお土産の定番、Tシャツやマグネット、キーホルダーやミニチュア等も勿論ある。マレーシアらしいテーマの物が購入できる。
こういったお土産はまとめ買いすれば値引きしてもらえることが多い。
天然のボディケア製品も
熱帯の国マレーシアには日本には無いような珍しい植物も多い。そういった植物を利用した天然由来の製品がたくさんある。
ナツメグオイルもその一つ。ナツメグのオイルには筋肉痛や腹痛、気持ちを落ち着かせる効能があるという。
ナツメグオイルはペナン島の鍾金泉(Cheong Kim Chuan)ブランドのものが人気。このブランドは他にも様々なナツメグ製品を出している。
ナツメグ以外にも、マレー料理に必須のココナッツオイルもマレーシアでは簡単に手に入る。
日本で人気のタナメラ(Tanamera)もマレーシアのブランドだ。
マッサージオイルやエッセンシャルオイル、ボディーソープといったタナメラの100%天然由来のアイテムが日本の半額以下で手に入る。
お土産探しに便利なクアラルンプールのセントラルマーケットにタナメラの直営店がある。他にはSOGO、ISETAN、PARKSON等にもショップ有り。
変わったところではナマコ(Gamat)製品なんてものもある。ランカウイ島のナマコ石鹸(Gamat Soap)が日本では知られているだろうか?
石鹸の他にもそのまま飲むナマコ水(Air(Ayer) Gamat)や、ココナッツオイル等を加えたナマコオイル(Minyak Gamat)もある。
そのまま飲むナマコ水は消化性潰瘍や十二指腸潰瘍、切れ痔や腹痛に、患部に塗るナマコオイルは切り傷や火傷や歯痛に効果があり、マッサージオイルとしても良いという。
マレーシアの食べ物土産
マレーシアではインスタントの麺類がたくさん売られている。
写真はマイクアリ(MyKuali)のペナン・ホワイトカレーヌードル。クリーミーでスパイシーで辛い!
ブイヨンで知られるマギー(Maggi)はマギー・ゴレン(Maggi Goreng)と料理の名前になるほどマレーシアではメジャー。数多くのインスタントヌードルを出している。
そして日清カップヌードルのシンガポールラクサ味で名前が知れ渡ったラクサ(Laksa)。
インスタントのラクサもアッサム・ラクサやサラワク・ラクサと色々な味のものがあり楽しい。
インスタントの麺類はどこのスーパーでも売られているので、急いでいる時でもすぐに買えるのがありがたい。
珍しいインスタント麺はお土産にも話の種にも良いだろう。
インスタントラーメンの他にはカレー粉やカレーペースト、サテー(マレーシア焼き鳥)ソース、インスタント・ビリヤニ等をBrahim’sやBABA’sといったメーカーが販売している。
ボルネオ島サラワク州の伝統的なお菓子、ケク・ラピス(Kek Lapis)。
1つ1つが小さめなのでお土産にいい感じ。ケーキの層がカラフルでキレイ。
他にもマレーシアらしくココナッツやパンダンリーフ(ニオイタコノキ。緑色のお菓子によく使われている)、マンゴーやパパイヤを使ったスナックが目白押し。
果実の王様ドリアンのお菓子も! 生のドリアンを持ち帰るのはさすがにハードルが高いが、ドリアンチップスやドリアンチョコレートなら気軽に持ち帰れる。
果物のドリアンほどは強烈な匂いも無いのでお土産にグッド。果物のドリアンも最近では匂いが抑えられた品種もあったりする。
マレーシアはキャメロン・ハイランドを中心に茶葉も生産されている。紅茶はボー(BOH)ブランドのものが品質の良さで知られている。
ボー・ティー(BOH tea)のティーバッグは紅茶好きの人へのお土産に喜ばれるだろう。
コーヒーはイポーのホワイトコーヒー(焙煎時に少量のマーガリンが加えられている)がよく知られる。
ホワイトコーヒーの最大手ブランドはオールドタウン・ホワイトコーヒー(OldTown White Coffee)。
このOldTownのインスタントコーヒーはマレーシア土産の定番だ。なおOldTownはコーヒーショップのチェーンもマレーシア全土で展開している。
お菓子ではない生のフルーツ(野菜や草花も)は残念ながら日本に持ち込めない物がほとんど。
植物防疫所のページを見てみてもらえば分かるとおり、ほとんどが『持ち込めません』か『検査証明書及び入国時に検査が必要です』になっている。
『検査なしで持ち込めます』になっているのは緑茶・紅茶・中国茶とまつたけ(?)くらい。
遠い所から帰国して疲れている時に空港でトラブルになるのはしんどい。生のフルーツは持ち帰らない方がいいだろう。
マンゴーやパイナップル、パパイヤなどの乾果(ドライフルーツ)の多くは問題ない。
以上、マレーシアの物価やオススメお土産情報を紹介してみました。
マレーシア旅行や何かのお役に立てば嬉しいです!