2018年5月19日公開/2018年12月16日情報更新

私が出会ったパラグアイ人。どんな性格?どんな人だった?

パラグアイの国土の形に集まる人々のイラスト
パラグアイの国土の形に集まる人々

パラグアイにも植民地化の歴史があり、かつての宗主国スペインの影響を受けている。

しかし隣国ウルグアイやアルゼンチンが白人の国のようになっているのに比べ、パラグアイは先住民(グアラニー族)の文化を色濃く受け継いでいる感がある。

そんなパラグアイではスペイン語だけではなくグアラニー語も公用語となっている。

 

ここでは私が実際に出会ったパラグアイ人たちとのエピソードを紹介する。

長期的に滞在したわけではないので、それほど多くのパラグアイ人とは関わってはいないというのが前提です。

気のいいパラグアイ人はもちろん居たが、警察の鬱陶しさが悪い意味で印象に残っている……

悪:パラグアイの警官はしつこい

警官が右手の中指を立ててファックしているイラスト
パラグアイの警官には要注意!

パラグアイとアルゼンチンとの国境付近。パラグアイ川を眺めながら歩いていた時のことだ。

普通に歩いていただけなのだが、警察の中年男性に呼び止められた。

対岸がアルゼンチンの川の写真。人と車もある
対岸はアルゼンチン。ここで警官に呼び止められた

建物の中に強制連行されて、無駄に色々聞かれてしまう。言葉がほとんど通じないのでコミュニケーションが上手くいかない……。

いや、アルゼンチンに行く気なんて無いです! 散歩してただけです! と訴えるも伝わらず。

カバンも開けられて中をぐちゃぐちゃに調べられた。乱暴にまさぐるから荷物の中から薬が落っこちた。勘弁して……。

ずいぶん待たされた後、イミグレーションの係官の人が来てくれた。その人は英語も多少通じて話の分かる人だった。

パスポートをチェックして、明日ブラジル行きの飛行機に乗るということに納得してくれたようだ。助かった……。

パスポートを持ってなかったら危なかった。外国の警官ってのは本当に鬱陶しい人が多い。

ワイロを要求する警官も多いし……。日本の警察官は神のような対応だ。

Puerto Ita Enramadaと書かれた門の写真
Puerto Ita Enramada。国境のパラグアイ川が流れる

Puerto Ita Enramadaというのが、私が警官に絡まれた国境エリアの名前だ。

パラグアイとアルゼンチンを行き来している船もあるようだった。外国人が乗れるかは分からないが。

ちなみに私はResort Yacht Y Golf Club Paraguayoというホテルを探してこの辺りを歩いていた。そのホテルにカジノがあるって聞いたので!

警官から解放されたあとホテルにたどり着いたが、カジノは何年か前に無くなっていた。

踏んだり蹴ったりの一日だった……

良:親切でノリのよいバスの運転手さん

パラグアイの首都アスンシオンのバスの中から撮った写真。運転手?と窓の外が写っている
アスンシオンのバス。いい感じの運転手さんだった!

ホテルを目指してバスに乗っていた時のことだ。

私はスペイン語ができないので、どの辺りで降りれば良いのかよく分かっていなかった。

なので運転手さんの近くで外の風景を見て、いちいち現在位置を確かめていた。

そうしていると運転手のおじさんが「どこで降りるんだい?」という感じで話しかけてくれた。

ホテルの名前を答えると「近くに着いたら教えてやるよ」という感じ。

そして近くに到着すると、笑顔で合図をして教えてくれた。

こういう親切な運転手さんって、とても好き。ありがとうございました!

最後に

最初にも書いたが私はパラグアイに長期的に住んでいたわけではない。なので、あまりたくさんの人とは触れ合っていない。

パラグアイまとめページでは『パラグアイの人と言葉 3点』としているが、私の少ない体験からの主観的な感想です。あくまでご参考までに。

パラグアイ人は~~~だ!みたいにレッテル貼りをしたり、国民性を決めつける等の意図はありません。

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