ウルグアイ旅行の基本情報、費用、国データ、祝休日、ガイドブック!
ウルグアイ旅行の基本情報
ウルグアイへの入国・ビザ・アクセス
ウルグアイへの入国は、観光目的で90日以内の滞在ならビザ(査証)は必要ない。
ウルグアイへの直行便は?
現在は日本からウルグアイへの直行便のフライトはない。
アメリカのロサンゼルスやニューヨークなどを経由し、ブエノスアイレスなど南米の都市をさらに経由していくことになる。
乗り継ぎの時間をいれると所要時間は30時間~45時間。
ウルグアイと日本の時差
日本との時差はマイナス12時間。日本が夜7時(19:00)の時ウルグアイ朝7時(7:00)。
ウルグアイ旅行のベストシーズンと気候。服装と持ち物は?
ウルグアイ旅行の季節について。ベストシーズンは?
旅行のベストシーズンは12月~3月の夏季。人は多いが過ごしやすい季節。
ただし、真夏(1月)の平均最高気温が28.4℃、真冬(7月)の平均最低気温が7.2℃と、極端に暑くも寒くもならない。ウルグアイは年中旅行がしやすい国だ。
ウルグアイ旅行での服装と持ち物
基本的にはすごしやすい服装で問題ない。高級なホテルやレストランを利用する時はジャケットや襟付きのシャツがあるといいだろう。
パスポートなど必需品以外であると便利な持ち物は、
- 日焼け止め
- 帽子
- 吸水性の良いタオル
- お腹の薬、風邪薬、かゆみ止め
これらは持っていきたい。
夏場(12月~3月)ならビーチで泳ぐこともできるので、水着もお忘れなく。
ウルグアイでの食事。有名レストランは?
La Corte Restaurant
モンテビデオの『La Corte Restaurant』は、アメリカの元大統領ジョージ・W・ブッシュが来店したことで有名なレストラン。旧市街の憲法広場に面した場所にある。
大統領が訪れた!というと超高級レストランかと思ってしまうが、数種類ある日替わりランチが1,500円~2,500円程度で食べられるリーズナブルなレストランだ。
ランチのみの営業。デザートや飲み物付き。
ウルグアイ料理についてはこちらのページで紹介しています。
ウルグアイでの宿(ホテル)。有名なホテルは?
クラブ ホテル カサプエブロ(Club Hotel Casapueblo)
巨大な指とリゾートで有名な街プンタ・デル・エステ。この街の西15kmにあるがこのクラブ ホテル カサプエブロ。
クラブ ホテル カサプエブロは白く曲がりくねった壁が奇妙で、珍しい外観の名物ホテル。
このホテルそれ自体が観光地のようになっている。チャンスがあればぜひ泊まってみて欲しい。
なお、とても人気のホテルのようで、調べてみると4ヵ月先まで部屋が埋まっていた。もし泊まるならできる早めにご予約を。
ウルグアイのホテルをネットで予約するなら?
Expediaは航空券とホテルのセットがお得な場合が多い。
ウルグアイの国内交通
◆カラスコ国際空港(モンテビデオ)から市内への移動
- ・レミース:予約制のタクシー。ハイヤー。いちばん快適。空港からモンテビデオ市内まで約4000円~。プンタ・デル・エステまで行ったりもできる。ByB RemisesのWebサイトで予約可能。ドライバーは大抵英語を話す
- ・タクシー:レミースより高くつく。約6000円~。あまりおすすめはできない
- ・ローカルバス:いちばん安い(250円程度)が混雑しがち。荷物の置き場所が無い場合もあるので、荷物が多い場合は避けるべき。バス停は空港のターミナルを出て右側
◆市内・街中の交通手段
- ・バス(コレクティーボ):庶民の足。トレス・クルーセスバスターミナルと旧市街を結ぶ路線バスCA1が旅行者には便利。分かりやすいバスマップ等が無いので、詳しくはホテルスタッフなどに聞くのがいい。100円~150円程度で乗れる。STMという電子カードでも支払える。
- ・タクシー:10分の乗車で400円ほど。モンテビデオのタクシーは全てメーターなので安心。地方ではメーターが無い場合もある。
◆ウルグアイ国内の長距離移動
長距離列車はないので、バスかレンタカーでの移動となる。ウルグアイのバスは近代的で快適。
モンテビデオのトレス・クルーセス(Tres Cruces)バスターミナルからは、ウルグアイ各地へのバスや国際バスが発着している。ショッピングモールなど様々なお店も揃っている。
ウルグアイの電気事情
ウルグアイの電圧は220V、50Hz。
電圧が日本と異なるので『海外対応』の家電製品でなければ使用できないが、
- スマートフォン
- ノートパソコン
- タブレット
- デジタルカメラ
といったアイテムはたいてい変圧器内臓。海外でも使用できるようになっている(『100-240V』の記載があればOK)。
ただしコンセントの形状が各国で異なる。ウルグアイのコンセントはC型。日本のコンセントとは異なるので変換プラグを持っていくのがよいだろう。
ウルグアイでのスマホ・インターネット
都市部のホテルやカフェでは無料のWi-Fiが普及している。
時々はメールチェックをしたい、という程度で常時のネット接続が必要ないなら、無料Wi-Fiだけでも問題ない。
simフリーのスマホを持っているなら、ウルグアイ現地でAntel(ウルグアイのNTT。国営通信企業)等の携帯会社でsimカード+データを購入し、ネット利用することも可能。
また、イモトアヤコでおなじみイモトのWiFiのような、海外用ポケットWiFiを事前にレンタルしてネットに繋ぐこともできる。
ウルグアイの習慣とチップ
レストランやカフェテリア、バーなどでウェイターにサービスを受けた場合は料金の10%程度を支払おう。
ホテルでポーターに荷物を運んでもらったときは20~30ペソ(約100円)程度のチップを。
ウルグアイの有名なお土産・名物
こちらのページでウルグアイのお土産と物価を紹介しているので、ご参考にどうぞ。
JTBのお土産を購入できるサイトもあるが、残念ながらウルグアイ土産は無い。南米ではペルーやブラジル土産ならあるようだ。今後の充実に期待!
ウルグアイの現地旅行会社
ウルグアイが拠点の日系旅行会社は見つからない。大抵はブエノスアイレスを拠点としているようだ。
在アルゼンチン日本国大使館のページでアルゼンチンやパラグアイに拠点がある日系の旅行代理店が紹介されている。ただし、情報の更新日が2012年になっており、現在どこまで有効な情報かどうか、ちょっと怪しい。
文野旅行社はブエノスアイレスに拠点がある旅行代理店。こちらは日本語対応可能で2018年現在もちゃんと活動している様子。ウルグアイのツアーやウルグアイ行きのチケット、日本語ガイドの手配などが頼めるだろう。
ウルグアイ旅行の費用とお得なお金の持って行き方
ウルグアイ旅行の費用はどれくらいかかる?ツアーと個人旅行
●ウルグアイツアーの旅行費用
日本からウルグアイ単体へのツアーは少ない(というかおそらく無い)が、南米数ヶ国の周遊ツアーという形でウルグアイが入っていることはある。
- ・JTBグランドツアー
- ・ファイブスタークラブ
- ・ユーラシア旅行社
数は少ないが、上記のような会社でアルゼンチン、パラグアイ、ウルグアイを回るような南米グランドツアーが催行されている。費用は60万円~
参考までに、旅行比較サイト『トラベルコ』によると、8日間の南米ペルーへの人気ツアー(ペルーのみ。ウルグアイは入ってない)の平均旅行代金が341,118円となっていた。
●個人でウルグアイを旅行する場合の予算例
- 〇超節約旅行→宿泊1500円(ユースホステル)~、食事は自炊で1日1000円以下、なるべく歩いて交通費も抑える。これで一日3000円以下でなんとか
- ◎普通に旅行→宿泊5000円(ビジネスホテル)~、食事は夜はレストラン、その他は軽く。時々タクシー使う。これで一日1万円以下
- ★リッチに旅行→宿泊2万円(高級ホテル)~、食事は全ていい感じのレストランで、移動は全てタクシー。これで一日5万円~
旅費としては上記にプラスして航空券代、空港までの往復交通費、お土産代、その他入場料など雑費が必要となる。
●ウルグアイへの航空券・フェリー価格
Expediaなどでウルグアイへの航空券をみてみると、安くとも20万円前後は掛かるようだ。まれに16万円程度の航空券も見るが、たいてい日程が激しく限られている。
かなり長時間のフライトになるのでしんどい。余裕のある方はビジネスクラスを取るのもよいかと思う。
※航空券の料金は予約時期・旅行時期により大きく変動するので、ご参考までにお願いします。
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスからは、コロニア・デル・サクラメントやモンテビデオ行きのフェリーが出ている。
フェリー会社は、
- Colonia Express(コロニアエクスプレス)
- Buquebus(ブケブス)
- Seacat(シーキャット)
の3社。各社1日2~4便。
ブエノスアイレス-コロニア・デル・サクラメントは所要約1時間~1時間15分。片道4000円程度~。
ブエノスアイレス-モンテビデオは直行のフェリー(Buquebusのみ)で所要約2時間15分。
ブエノスアイレスからコロニアへフェリー+コロニアからモンテビデオへバスのチケットなら、所要約3時間30分~4時間40分。片道4500円~。
このフェリーチケットは時期や祝祭日によって値段が大きく変動するので注意。早めに予約しておけば値段も安くなる。
フェリーのチケットはフェリー乗り場で直接、もしくはオンラインでも購入できるし、旅行会社に頼むこともできる。
フェリー会社の公式サイトは英語ページもあり直接購入も可能だが、公式サイトはとても使いにくい。
Direct Ferries(世界最大のフェリー予約サイト。日本語OK)のようなフェリー予約サイトを使うほうがいいかも。
ウルグアイに持っていくお金は?
通貨はウルグアイ・ペソ。日本円の両替は難しい。USドルかアルゼンチンペソを持っていこう。
USドルやアルゼンチンペソはそのまま使える場所もあるが、両替するなら銀行か両替屋(Casa de Cambio)で。
手数料は取られるが国際キャッシュカードやデビットカード、クレジットカード、海外用プリペイドカード等があれば、ATMで直接ウルグアイペソを引き出せて便利。
観光地ではクレジットカード払いができるお店も多い。
一番お得なお金の持っていき方は?
手数料を考えると一番お得なのはUSドルの現金+クレジットカード。
使える所ではできるだけクレジットカード決済し、残りをUSドルから両替したウルグアイ・ペソでまかなうのがお得。
私は海外へ行く時はいつもエポスカードを持って行っている。海外旅行保険が自動付帯なのがいい。
年会費が無料なので「いつか海外旅行する!」っていう人もとりあえず作っておくと便利。
ブエノスアイレスからウルグアイへの日帰りツアーも
アルゼンチン旅行で一日フリーの日があるなら、世界遺産コロニア・デル・サクラメントか首都モンテビデオを日帰りで観光できる。
自力で行って帰ってくるのも可能だが、ブエノスアイレス発のオプショナルツアーを利用すると便利。
現地オプショナルツアー会社でコロニア・デル・サクラメントやモンテビデオへの日帰りツアーを予約できる。
ウルグアイ。国の基本データ(国旗、人口、面積、国歌など)
ウルグアイの基本データ一覧 | |
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人口 | 347万人(2018) |
面積 | 176,200 km²(日本の半分くらい) |
国歌 | Himno Nacional de Uruguay(Orientales, la Patria o la Tumba) |
首都 | モンテビデオ |
宗教 | キリスト教(カトリック、プロテスタント)、ユダヤ教 |
通貨 | ウルグアイ・ペソ |
公用語 | スペイン語 |
国番号(Country Code) | 598(国際電話用) |
時差 | 日本の時間-12時間(日本が夜7時→ウルグアイ朝7時) |
営業時間(銀行) | 13時~17時(月~金) |
営業時間(レストラン) | 12時~15時、19時~24時 |
営業時間(商店等) | 9時~18時(月~金) |
緊急通報用電話番号 | 911 |
※ウルグアイの在ウルグアイ日本国大使館や病院の正確な情報は、外務省のこちらのページをご覧ください。
また、営業時間は大まかな目安に。土曜は午前中まで、日曜祝日は休業のお店が多く、大都市では営業時間が長い店が多い。
ウルグアイの祝日・休日
1月1日元日(New Year’s Day)、6日顕現日(Children’s Day)
2月中旬から3月上旬の間に数日(毎年変動) カーニバル(Carnival)
3月下旬~4月の間に数日(毎年変動) イースター(Holy Week)
4月23日英雄の日(Landing of the 33 Patriots Day)
5月1日メーデー(Labour Day)、21日ラス・ピエドラスの戦いの日(Battle of Las Piedras)
6月19日アルティガス生誕記念日(Artigas’s Birthday)
7月18日憲法記念日(Constitution Day)
8月25日独立記念日(Independence Day)
10月15日コロンブス・デイ(Day of the Races)
11月2日諸聖人の日(All Souls’ Day)
12月25日クリスマス(Day of the Family)
※カーニバル、イースター以外の祝日・休日も変更される時がある様子。
ウルグアイのガイドブックと関連本
ウルグアイの旅行ガイドブックやスペイン語の会話本
・『地球の歩き方 アルゼンチン チリ パラグアイ ウルグアイ 』
定番の日本語旅行ガイド。コロニア・デル・サクラメントとモンテビデオが中心でウルグアイの情報は少なめ。
・『Lonely Planet South America on a Shoestring』
多少英語ができるなら欧米の定番旅行ガイドのLonely Planetは情報量が多い。優しめの英語で書かれているので意外に読みやすい。
・FootprintやRough Guides
この二冊も定番の英語ガイドブック。
・『旅の指さし会話帳miniスペイン』
ウルグアイはスペイン語の国。1冊持っていると便利。
ウルグアイ関連の書籍
・『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』
世界で最も貧しい大統領として脚光を浴びた元大統領ホセ・ムヒカの本。ウルグアイ関連本で最も有名だろう。
ホセ・ムヒカがメディアで一躍有名になった2012年リオデジャネイロ国際会議での名スピーチを、やさしく読める絵本調にしたもの。読みがなも振られている。
「貧乏とは少ししか持っていないことではなく、無限に欲があり、いくらあっても満足しないことです」
世界はこのまま物質社会・消費社会の方向へ進んでいっていいの? 幸せって何? 発展することは幸せになることより大事なの? そういったことを考えさせられる絵本。